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企業動向 2024.10.15

Mintoと住友商事が提携 Robloxコンテンツ開発での協業スタート

IP創出支援事業を展開する株式会社Mintoと住友商事株式会社が、「Roblox」でのコンテンツ開発において提携しました。両社の強みを活かし、人気キャラクターとのコラボレーションや新規コンテンツの企画・開発を通じて、Roblox上での新たな消費体験の創出を目指します。

株式会社Mintoは2011年設立のスタートアップ企業です。2022年1月に現在の社名に変更されました。キャラクターやショートドラマなどの知的財産(IP)を生み出す「 IP創出事業」、他社の作品やクリエイターを支援する「IPビジネス支援事業」、中国、タイ、ベトナムを中心に、IPの国際展開を推進する「IP海外展開事業」に主に取り組んでいます。同社は、これらの事業を通じてコンテンツの新たなエコシステムの構築を目指しています。

今回の提携において、Mintoと住友商事株式会社は、Robloxプラットフォーム上でのコンテンツ企画・開発を共同で行います。具体的な協業内容には以下が含まれます。

1. 人気キャラクターとのコラボレーション:Mintoが展開する人気IPをRoblox上で展開
2. 新規コンテンツの開発:両社のプロデュース力を活かした独自のゲームや体験の制作
3. 消費体験の創出:Robloxのユーザー、特にZ世代やα(アルファ)世代向けの新しい体験の提供

住友商事はすでに「Omochi Studio」という名義で、日本のクリエイターや制作会社と連携してRoblox上で複数の人気コンテンツを公開しています。

Robloxは、全世界で約3.8億人のユーザーを抱える巨大なメタバースプラットフォームです。2024年8月末時点で、1日当たりのアクティブユーザー数は7,950万人を超え、その半数以上が13歳以下の小学生となっています。特にα世代を中心に、世界中で爆発的な人気を誇っています。2024年9月に開催された開発者会議Roblox Developers Conference(RDC)では、アジア地域におけるアクティブユーザーの増加と、特に日本市場での成長率に注目が集まりました。

(参考)プレスリリース


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