Home » 日本MS、MR認定パートナーへNECら3社参画 HoloLensをビジネス活用


業界動向 2018.11.06

日本MS、MR認定パートナーへNECら3社参画 HoloLensをビジネス活用

 日本マイクロソフトは、2017年10月より同社が展開する「Mixed Reality(複合現実)パートナープログラム」において、新たに3社が認定パートナーに加わったことを発表しました。

Mixed Reality パートナープログラムは、パートナー企業が法人顧客に対してMRデバイス「HoloLens(ホロレンズ)」 や 「Windows Mixed Reality(Windows MR)対応デバイスを用いたソリューション提供を行えるようになることを目的としています。今回3社が加わったことにより、11月5日現在の日本における認定パートナーは計24社となりました。

コーディネートアプリや作業支援、業務ナビゲーションまで

新しく発表された認定パートナーは、「日本ビジネスシステムズ株式会社」、「日本電気株式会社(NEC)」、「ナレッジワークス株式会社」の3社です。

日本ビジネスシステムズ株式会社

日本ビジネスシステムズ株式会社(JBS)は、株式会社AOKIホールディングスとともに、顧客に新たなユーザーエクスペリエンスを提供するHoloLensの活用検討を実施しています。広い空間のコーディネートを、実際の部屋とバーチャルな装飾の組み合わせによって手軽に体験することができるものです。

コーディネートの様子は、複数台のHoloLensに加えてタブレット端末でもリアルタイムに同期して体験を共有することができます。タブレット端末での操作により様々な顧客に対応することが可能です。これらデバイス間のリアルタイム同期はMicrosoft Azureを介して行われ、コーディネート中にアプリ内で撮影した画像はAzureに保存されます。

日本電気株式会社(NEC)

日本電気株式会社は、製造業や大学研究機関、放送メディア、通信業の各社とHoloLensを活用した様々な実証実験に取り組んでいます。いすゞ自動車株式会社と共同でトランスミッションの組み立て作業を支援する、作業支援ソリューションの実証を実施しています。組み立て作業台に次に取り付けるべきパーツ及びその場所をHoloLensを通して現実空間に正確に表示することで、ミスのない組み立て作業を支援するものです。

また、株式会社テレビ朝日および株式会社NTTドコモと共同で、第5世代移動通信方式(5G)を活用した実証実験を実施しています。第94回日本学生選手権水泳競技大会で、5Gの特徴である「低遅延」を活用した「競技情報のリアルタイムAR表示」の実現に向けた取り組みです。5GでHoloLens に競技情報を配信、表示することで、プールから視線を動かすことなく競技情報のリアルタイムでの把握が可能となり、スポーツ観戦における新たなユーザーエクスペリエンスの提供に向けて検証を進めています。

ナレッジワークス株式会社

ナレッジワークス株式会社は、2008年から取り組んできた、スマートフォンやスマートグラス向けの数多くのARプロジェクトで培った情報表現により、MRを使用した保守点検業務用のアプリケーションのPoC(Proof Of Concept / 概念実証)を開発しています。


(3DCGによる理解の促進)

同アプリケーションでは、建機の模型を用いて「物体認識」や「建機のモデルを使った点検/保守のナビゲーション」、「機器に関する情報の表示(利用履歴やアラーム情報等)」、「画像診断による機器の検査、レポートの自動作成」が可能となります。

HoloLensを使用することで、初めての業務でも音声ガイダンスとテキストで表示された指示に従って作業することが可能となり、分かりやすく、正しく業務を遂行し、自動的に作業報告まで作成することができます。

本パートナープログラムに関する詳細、プログラムへの参画はこちらです(英語ウェブサイト)。パートナープログラムへはこちらから応募できます(日本語で応募可能です)。

(参考)日本マイクロソフト Windows Blogs


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード