厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症に関する緊急経済対策を公表。障害保健福祉部関係では、支援事業所を対象に「専用VR機器等を活用したソーシャルスキルトレーニングの学習を推進する」との導入支援事業が発表されました。
本対策では、導入する支援事業所のVRデバイスやソフトウェア、保守・サポート費用の一部または全て(1施設あたりの上限金額は近日発表)を補助。補助率は1/2(50%)です。
VRソーシャルスキルトレーニング導入の契機となるか
VRを活用したソーシャルスキルトレーニングは、国内外を問わず広がりを見せています。国内では株式会社ジョリーグッドの「emou」などが該当し、就労移行支援事業などで用いられています。
今回の支援事業はあくまで新型コロナウイルスへの対応のひとつですが、こうした状況が、VR活用のさらなる道を開くことになるのかもしれません。