MetaのXR分野を牽引してきたAR/VR Experiences部門担当VP マーク・ラブキン氏が、2025年3月に退社することが明らかになりました。家族の健康上の理由を退社の主な要因として挙げています。同氏はQuest 3やQuest 3Sの展開、そしてHorizon OSへの立ち上げなど、同社のXR戦略をリードしてきました。
マーク・ラブキン氏は2007年にMetaに入社し、バックエンドインフラストラクチャエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。その後、18年間にわたり同社でさまざまな役職を歴任し、2019年にAR/VR Experiences部門の担当VPとしてXR領域事業に参画。5年以上にわたってMetaのXR戦略を主導してきました。
退社の理由について、ラブキン氏は家族の健康上の懸念を挙げています。
同氏の下でMetaは、Quest 3およびQuest 3Sの発売、QuestプラットフォームのHorizon OSへのリブランディング、App LabのHorizon OSストアへの統合など、数々の重要なプロジェクトが実現。特に、同社のヘッドセットにおけるMRと空間コンピューティングへの注力を推進してきました。
Friends – I am leaving Meta in March after an amazing era of just under two decades. It’s been a foundational, formative experience. I’m sharing here my internal letter that I wrote to my colleagues and team.
MR/VR/XR/AR devs and fans — I will leave you in good hands. More to… pic.twitter.com/WXRbSM2WH5
— Mark Rabkin (@mrabkin) February 3, 2025
後任者については近日中に発表される見込みです。
(参考)Road to VR
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