Home » Meta Questプラットフォームは売上1,000万ドル以上のアプリが40を突破。コンテンツ数は500超に


業界動向 2023.03.31

Meta Questプラットフォームは売上1,000万ドル以上のアプリが40を突破。コンテンツ数は500超に

2023年3月23日、Metaは開発者向けブログで「Meta Quest」向けコンテンツに関する情報を公開しました。Meta Quest向けのコンテンツを配信している「Meta Quest Store」では、現在500タイトル以上のゲームやアプリが提供されており、そのうち40タイトルが1,000万ドル(約13億円)以上の売上を記録しているとのこと。さらに、売上が2,000万ドル(約26億円)以上のコンテンツの数は、前年比で2倍に増加したと述べています。

なお、Metaが2022年10月に行った発表では「Quest Storeのアプリは400点以上」と報告されており、約5ヶ月間に100作品ほどが追加された計算です。

どんなQuestコンテンツが好調なのか

3月22日に開催されたゲーム開発者向けカンファレンス「GDC2023」では、Metaのコンテンツ・エコシステムディレクターであるクリス・プルエット氏が登壇。好調を見せているQuest向けアプリとして、「マルチプレイヤーの対戦型ゲーム」「ホラーアドベンチャー」「フィットネス&ワークアウト「シューティングゲーム」などを挙げました。また、成長カテゴリーとしては、「1人プレイのアドベンチャー」「ボクシング」「ゴルフ」「RPG」「シミュレーション」「サバイバル」を挙げています。

プルエット氏は、開発者に向けたメッセージとして、「Meta Quest 2の映像のクオリティとゲームの複雑性は、その上限にはまだ近づいていないと思われます。というのも、まだ使われていない素晴らしい技術的な余地があるからです」とコメント。今後のQuest向けコンテンツの発展の可能性について言及しました。

また、「Quest Storeで収益を得られる可能性を高めることは、(アプリの)品質を向上させることにつながります」と話し、MetaがVRコンテンツの開発を引き続き支援する姿勢を明らかにしています。

(参考)Oculus Developer BlogRoad to VR
Mogura VRはRoad to VRのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード