Metaは、同社運営のメタバースプラットフォーム「Horizon Worlds」について、VRヘッドセットMeta Questシリーズ版での提供を2026年6月15日をもって終了すると発表しました。
Horizon Worldsは、Metaが提供するバーチャル空間のソーシャルプラットフォームです。アバターを通じてさまざまなワールドを訪れたり、イベントに参加したりできるサービスです。Metaが社名変更と同時に発表したプラットフォームとして話題になり、その後AIツールの導入など継続的なアップデートが実施されてきました。これまでスマートフォン版とVR版の両方で展開されていました。
VR版終了後の変更は2段階で実施されます。2026年3月31日をもって、Horizon WorldsとEventsがMeta QuestのStoreから削除されます。Horizon Central、Events Arena、Kaiju、Bobber Bayといった公式ワールドも、同日以降はVRで利用できなくなります。続いて2026年6月15日、Meta QuestからHorizon Worldsのアプリ自体が削除され、VRでのワールド体験が完全に終了します。
サブスクリプションサービス「Meta Horizon Plus」にも変更があります。3月31日以降、Meta Credits、デジタルウェア、アバター、ワールド内購入といったHorizon関連の特典が削除されます。ゲームカタログなどのゲーミング特典は、引き続き利用できます。
この変更の背景には、MetaがVRプラットフォームとWorldsプラットフォームを明確に分離する戦略があります。Worldsはモバイル版に、ほぼ一本化し、より大きな市場への参入を目指す方針です。6月15日以降、ユーザーはMeta Horizonモバイルアプリでワールドを引き続き楽しめます。
一方、Meta QuestのVR事業への投資は継続するとMetaは表明しています。2025年にはVR開発者プログラムへ約1億5,000万ドルを投資しており、サードパーティ開発者の支援やプラットフォーム改善を今後も進めるとしています。
