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投資 2021.10.15

ラッパーJay-Zの投資会社、メタバース関連テックインキュベーターspatial LABSに出資へ

世界トップレベルのラッパー・ミュージシャンとして知られるJay-Z氏が共同設立した投資会社Marcy Venture Partnersが、Iddris Sandu氏のインキュベーター「spatial LABS」に出資しました。今回の提携により、Sandu氏はブロックチェーン対応のハードウェアプラットフォームである「LNQ」を立ち上げるとのことです。

メタバース向けツール開発インキュベータに出資

ガーナで生まれ、南カリフォルニアで育ったSandu氏は現在24歳。13歳の頃からApple、Google、Facebook、Adidas、Nikeなど、世界の大企業と仕事を続けてきました。同氏が展開するsLABSは、メタバースのためのツールを開発するテックインキュベータです。これまでにビヨンセの「Ivy Park」やNipsey Hussleの「The Marathon Clothing Store」、リアーナの「Fenty line」、カニエ・ウェストtの「Yeezy」などとコラボレーションしてきました。
Jay-Z氏は「Iddris Sandu氏は、コンシャスな世界観と若者を中心としたビジョンを持っており、それは革新的で見る者に新鮮な印象を与えます」と声明の中で述べています。

Sandu氏は「この関係の永続的な影響は、単に今やっている仕事で定義されるものではなく、次の世代のクリエーターに計り知れない影響を与えるものです」と述べています。
そして、今回の提携で立ち上げるLNQについて、「LNQ独自のリアルタイム処理スタックを通じて、メタバースをより身近なものにし、クリエイターにコミュニティと関わるための分散型ツールを提供することを目指します」と語っています。

(参考)COMPLEXspatial LABS 公式Instagram


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