レノボのコーポレートCOOであるジャンフランコ・ランチ氏は、2020年以降のテクノロジートレンドの予想を発表しました。発表の中には、「教育にAR/VRが浸透する」という旨の技術予測も含まれています。
学習体験にAR/VRを活用で強く記憶に残る
ジャンフランコ・ランチ氏は、学生にとって野外活動、観光、文化交流などの体験を通じた学びは貴重であるとし、そうした機会に「ARやVRを活用して没入感のある体験をすることで、鮮烈・鮮明な記憶が残る」としています。
sらに同氏は「教室にいながらもAR/VRを通じ世界中を旅して地理を学び、バーチャル空間内で科学実験を行い、通常では訪れることができない史跡を巡ることもできるようになるのです」とコメント。こうしたテクノロジーは地域や言語を問わず導入できるため、グローバルな教育の機会均などに貢献するとのこと。また、教師が生徒一人ひとりの学習進度を把握することが容易になり、各自の学習ペースに合せたカリキュラムでの指導ができるようになる、と予測しています。