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業界動向 2026.02.09

3Dガウシアン・スプラッティングがglTFで利用可能に クロノスが新拡張規格を発表

クロノス・グループは2024年2月3日、3Dモデルの共通規格であるglTF 2.0で3Dガウシアン・スプラッティングを扱うための拡張機能「KHR_gaussian_splatting」を発表しました。現在は候補版として公開されており、正式な承認は2024年第2四半期を予定。実写のような高精細な3D表現を共通の形式で扱えるようになります。

3Dガウシアン・スプラッティングは、複数の2D画像からフォトリアルな3Dアセットを生成する技術です。位置、スケール、回転、色、不透明度などの属性を持つ「ガウシアン」と呼ばれる点を使用して点群で3D空間を表現します。機械学習でこれらの点を最適化することで、高精細な映像をリアルタイムで描画できます。

現在はメディアや産業トレーニングなどの分野で活用されています。これまでは標準形式がなく、異なる環境間でのデータ共有が困難でした。今回の機能は既存の地図データや3D形状を一つの形式で統合し、glTF2.0のメッシュプリミティブを拡張してデータを表現します。これにより、位置や方向、スケールといった幾何学的な属性に加え、色と不透明度の保持が可能となります。既存のglTFツールを使用して素材の読み書きやアニメーションも可能で、非対応の閲覧ソフトではデータを点の集まりである点群として表示するフォールバック機能も備えています。

本発表にはプラットフォームを担うNiantic Spatial、ソフトウェアを提供するBentley Systems、専用ハードウェアのXGRIDSなどが賛同しています。特に地理空間情報の分野では、3D Tilesなどの既存規格との組み合わせが期待されています。クロノス・グループのニール・トレベット氏は、本機能が「新しい幾何学表現をサポートする重要な一歩」であると述べています。

クロノス・グループは今後も利用者の意見を取り入れる方針です。データの圧縮技術などの追加機能についても検討を進め、現在は開発者や企業からの意見をGitHubで募集しています。

参考

KHRONOS

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