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活用事例 2018.03.15

映像だけではなく音もズーム、KDDIが「音のVR」コンテンツ発表

KDDIおよびKDDI総合研究所は、20周年を迎えた「ハロー! プロジェクト」と360度映像と音が連動する新しい音楽視聴体験「音のVR」コンテンツを共同制作しました。

制作されたコンテンツは、アイドルグループ「モーニング娘。’18」の楽曲『I WISH』で好きなメンバーに自由にズームできる、臨場感のあるライブを体験できるものです。

KDDI総合研究所が開発した「音のVR」は、スマートフォンなどに表示される360度映像と「音」がリアルタイムに合成する、音場のズーム合成技術です。視聴者は、見たい方向や聞きたい方向に映像をズームすることで、該当する場所の音と映像がリンクする体験が可能です。

これにより、例えば声を近くで聴きたいアイドルがいる場合、そのアイドルにズームすると、映像がズームするだけではなく、音声も「近くにいる」かのように聞こえてきます。



本コンテンツは「歌と手紙で届けるモーニング娘。への想い」をテーマとしています。KDDIは、「通信技術が発達しても、大切なのは人と人とのコミュニケーションであり、手紙というアナログなコミュニケーション」を通信技術で表現するとのことです。2018年5月以降、期間限定でアプリ配信の予定となっています。

2018年3月31日から2018年4月1日にパシフィコ横浜で開催される、「新規ウィンドウが開きます遊ぶ。暮らす。育てる。SATOYAMA&SATOUMI;へ行こう2018」にて本コンテンツが体験ができます。また2018年4月以降、一部のKDDI直営店とCDショップHMV店頭にて体験コーナーが設置されます。

KDDIは「音のVR」を「5G通信」と組み合わせることで、ライブ会場において「音のVR」で観客が好きなメンバーの声を聞いたり、遠隔地でリアルタイムに楽しんだりなど、音と映像の新たな体験価値の提供を目指しています。

(参考)KDDI株式会社 公式


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