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学校教育 2019.04.23

VRで震災の記憶を次の世代へ……KDDIと神戸市が共同開発、教育分野へ活かす

KDDI株式会社および兵庫県神戸市はVRコンテンツ「あなたが伝える阪神・淡路大震災-復興VR」 を共同開発しました。神戸市内で4月27日、28日に開催するイベント「078」にて、本VRコンテンツの体験会が実施されます。

阪神・淡路大震災を次の世代に伝える、教育で活用

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は発生から25年が経過しようとしており、震災を経験していない若い世代が増えています。KDDIと神戸市は、市が保有していた写真や映像を活用、防災意識を若い世代に引き継ぐための新しい防災教育のツールとして、VRコンテンツを共同で開発しました。

「あなたが伝える阪神・淡路大震災-復興VR」では、震災前から震災発生時の写真や動画を360度に配置したVR体験や、被災直後の様子と現在の様子の比較、震災の教訓を継承するメッセージ、防災教育クイズといった内容が含まれています。

本コンテンツの共同開発とイベントでの視聴体験の実施は、KDDIと神戸市が2018年12月21日に締結した「地域活性化を目的とした連携に関する協定」の一環です。今後は、地域や教育の現場での活用を予定しているとのことです。

(参考)KDDI株式会社 ニュースリリース


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