今年6月、米国のチェーン店「Dave & Buster’s」112店舗でVRアトラクション「Jurassic World VR Expedition」の営業が開始してから3ヶ月が経過しました。アトラクションは店舗の売上拡大に貢献しており、同社は次なる展開も計画しています。
新アトラクションや2台目も計画
Dave & Buster’sはレストランとゲームセンターが併設する米国の複合チェーン店です。CEOのブライアン・ジェンキンス氏によれば、「Jurassic World VR」は同社史上最大規模の展開とのこと。今月発表した同社の第2四半期の売上は約3.2億ドル。その中で、アトラクションへの反応は良好で「このプラットフォーム(VR)を使った将来のゲームリリースの良い兆候だ」としています。
また同氏は、新たなVRコンテンツの展開を年内に計画していると発表しました。同時に、「Jurassic World VR」の2台目を各店舗に設置することも予定しています。ジェンキンス氏は「VRアトラクションのラインナップを揃え、今後数年間で利益を上げていく」と話しています。
手頃な価格が魅力の1つ
「Jurassic World VR」では、プレイヤーは4人1組でライドマシンに座り、VRヘッドセットを装着。コントローラーを使ってより多くの種類の恐竜をポイントし、高得点を狙います。
アトラクションの内容はもちろん、魅力の1つが1プレイ5ドルというチケット料金です。この料金は、例えばVR体験施設The VOIDの「Star Wars: Secrets of the Empire」(1プレイ約30ドル)等に比べて著しく安く設定されています。営業開始時にも、米メディアUploadVRの記者はこのリーズナブルな料金に注目していました。
(参考)UploadVR