人気VRリズムゲーム「Beat Saber(ビートセイバー)」を手掛けるBeat Gamesの共同創業者Jaroslav Beck氏は、音楽ディレクターとスタジオヘッドを退任し、同スタジオから去ることを発表しました。
Beck氏は、Vladmir Hrincar氏らとBeat Gamesを設立し、CEOに就任。CEO職と並行して、「Beat Saber」のオリジナル楽曲の制作を担当してきました。楽曲一覧を見ると、オリジナル曲の多くは、Beck氏のものによるものであることが分かります。
同氏は、2019年にCEOを退任。当時この退任は、楽曲制作に集中するための人事異動であることが告知されていました。
Beck氏によると、今回の“離脱”は「次に来るものへの準備」のためであるとのこと。同氏は、「野心的な先端プロジェクトを立ち上げ、成長させることが、私が根本的に楽しんでいること」と説明。自分のBeat Gamesでの“役割は終わった”と、Facebook上でコメントしています。
After 6 wild years since we founded Beat Games and launched Beat Saber into the VR universe, I've decided to step down from my full-time role as a music director and head of the studio to prepare for what's coming next! pic.twitter.com/RnIznymHgA
— Jaroslav Beck (@JaroslavBeck) May 18, 2023
「Beat Saber」は、曲に合わせて2本のセイバーで、ブロックを斬っていくVRリズムゲーム。スタイリッシュな動きでブロックを斬りまくる爽快感が人気で、世界的に大ヒットしています。Meta Questシリーズのほか、PlayStation VR2(PSVR2)などで遊ぶことができます。
(参考)UploadVR、Jaroslav Beck氏Linkedinページ
Mogura VRはUploadVRのパートナーメディアです。