スマートグラス向けのオープンソースOS「MentraOS」が、スマートグラス「Even G2」への完全対応を発表しました。
MentraOSは、スマートグラス向けのアプリを一元管理できるOSです。対応機種であれば、開発者が一度作成したアプリをどの機種でも動作させられるのが特徴です。100%オープンソースで提供されており、利用料は無料。アプリはMentra MiniApp Storeからインストールできます。
Even G2は、Even Realitiesが手がけるスマートグラスです。原稿表示やAI機能、リアルタイム翻訳機能を搭載しており、前モデルよりも軽量化・スリム化されています。日本でも購入でき、ビックカメラやヨドバシカメラでも販売されています。G2向けのオープンプラットフォーム「Even Hub」も公開されており、数百のアプリが承認待ちとなるほど開発が活発です。MentraOSもこの流れに対応する形でG2サポートを追加しました。
Even G2との連携では、複数のアプリを同時に起動できます。たとえば、会議中に翻訳アプリで発言内容をリアルタイムで把握しながら、AIノートテイカーが発言を自動で記録します。
さらにプロアクティブAIエージェントが会話を聞き取り、誰かが質問した際には回答を自動でグラス上に表示します。開発元は、これらの機能が組み合わさることで独自の体験が実現するとしています。
リアルタイム字幕機能(キャプション)は2026年2月にリリースされました。最大15人の話者を識別でき、50以上の言語を同時に処理します。字幕テキストのコピー&ペーストにも対応しており、電話番号や重要な発言をその場でメモできます。騒がしい環境でも精度が高く動作し、聴覚障害のあるユーザーからも高い評価を受けています。この機能の前身となるCaptions 1.0は2025年1月にリリースされており、聴覚障害者向けのスマートグラスアプリとして広く活用されてきました。
Even G2を持つユーザーは、Mentraアプリをダウンロードして接続すると、字幕やAIノートテイカー、翻訳などの機能にすぐアクセスできます。既存のEvenアプリへの切り替えも行えます。
Launching full support for Even Realities G2 smart glasses in MentraOS.
With Mentra, you can run multiple smart glasses apps at once.
You: in a meeting in Tokyo on 82nd floor. You’re running translation on your smart glasses and understanding every word. Your Notetaker is… pic.twitter.com/pQIoT4tVO7
— cayden 凯登 (@caydengineer) May 22, 2026
参考
https://x.com/caydengineer/status/2057883016538788061
https://mentraglass.com/blogs/blog/real-time-captions-with-mentraos



