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学校教育 2018.04.27

HoloLens活用の教育向けコンテンツで8,000万円調達、学習塾への導入推進

株式会社テンアップは、高速通信サービスを手掛ける株式会社ワイヤレスゲートを引受先とし、第三者割当増資により8,000万円の資金調達を実施しました。併せて2社の業務提携も発表しています。

今回の調達により、テンアップの持つVR/MR等による教育コンテンツ「IQ COPY」の制作を進め、傘下で展開する学習塾への導入推進を目的としています。

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「IQ COPY」とは

テンアップは、VR/MR等による教育コンテンツ「IQ COPY」のコンテンツ開発や、学習塾の運営を行っています。

「IQ COPY」は、MRデバイスHoloLensで問題をビジュアル化したり、VRを活用して優れた人財の思考回路を”体験”したりする、学習ツールです。生徒の理解度向上や記憶の定着化の効果が期待されており、今後、傘下の学習塾への導入と多店舗展開を図る予定です。
既に、傘下にある典和進学ゼミナールにてサービストライアルが行われています。

また2017年には、三菱総合研究所主催の「INCFビジネスアイデアコンテスト」において、「教育・人財育成」部門の特別賞を受賞しています。

業務提携の背景

テンアップでは、VR/MR等の最新のデジタル機器の学習塾への導入に伴い、施設のデジタル化や高速通信化が必要となります。さらに、生徒へのスマートフォンやヘッドセット等の配布ニーズが生じています。この解決に向けて、同社はワイヤレスゲートが提供する高速通信サービスやIoTソリューションの提供を受けることにしました。

テンアップは、2018年7月には本郷三丁目に「IQラボ」を設置し、現役の東京大学の学生を中心としたコンテンツ開発チームを発足させる予定です。
また、傘下の既存の学習塾の新規出店に加え、事業承継問題を抱える地場の有力な学習塾の支援やM&A;の加速も計画しています。

HoloLensを使った学習体験については、Mogura VRでフィール・フィジックスの「HoloMagnet3」を取り上げています。

(参考)株式会社テンアッププレスリリース


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