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活用事例 2015.07.08

マイクロソフト、MRヘッドセット「HoloLens」活用の研究の提案を募集。5つのプロジェクトに実機と総額50万ドル

※記事公開時、HoloLensを活用した研究の募集であるところ、「アプリのコンテスト」と誤訳していたため、記事の内容を修正しました。申し訳ございませんでした。

マイクロソフトは、VRともARとも異なるMR(Mixed Reality)を実現するデバイスとして「HoloLens」を発表し、開発を進めています。

HoloLens_Header

【動画引用あり】ホログラムが生活の一部に。マイクロソフト、ARデバイス「Hololens」を新たに実演

現在、マイクロソフトの研究部門はこのHoloLensを活用する研究を選出するための企画コンテストを実施しています。
このコンテストの目標は、HoloLensの役割とホログラフィック・コンピューティングを社会での活用についてより理解することとしています。

Hololens-Apps

マイクロソフトは例として以下の様な分野を挙げています。なおここに挙げられた分野に限られるものではありません。

・データ・ビジュアライゼーション
 (例:MRを使って、膨大なデータセットを把握し、理解しやすくする)
・基礎教育、医療やデザイン教育の進化
 (例:医療の訓練に3Dモデルを利用するなど、3Dデータを使い、高付加価値な訓練を実施する)
・コミュニケーションや分散協調の将来
 (例:遠隔のトレーニングやサポート、危機管理での初動対応、電子会議)
・インタラクティブ・アートや体験型メディア
 (例:ナラティブな物語、芸術表現、インタラクティブなジャーナリズム)
・心理学的な用途
 (例:人間の感覚と人間とコンピューターのインタラクション)
・申込者の専門分野に特化した難しい問題解決や新たな洞察に資すること

コンテストの結果、5つの研究が選出され、各10万ドル(約1200万円)の研究資金とHoloLensが2台ずつ与えられ、将来的にはさらなる出資を受けることもありうるとしています。

応募は9月5日まで。申込は英語のみとなっています。

応募の詳細はマイクロソフトのサイトにてご確認ください。


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