VRアトラクション・コンテンツ制作を行う株式会社ハシラスは、スペイン・マドリッドに本社を置くSextoSentidoLabsと業務提携を締結しました。SextoSentidoLabsはスペインおよびヨーロッパ地域にて、ハシラスの施設型VR製品のディストリビューションを担当します。
VRアトラクションのハシラス
ハシラスはVR専門のコンテンツ制作会社として、VRコンテンツとその筐体制作を数多く手がけてきました。VRアトラクションの企画・制作を強みとし、イベントや遊戯施設・レジャー施設向けのVRコンテンツをワンストップで提供可能です。最近では、エリア内をVRヘッドセットを着用したまま動き、VR内に複数用意されているアトラクションを体験していくという「オルタランド」を開発しています。
プロサッカーリーグオリジナルコンテンツも共同開発
一方のSextoSentidoLabsは、テクノロジーおよびコンテンツの製作会社です。スペインにおける先駆的なVR企業で、マドリッド、モスクワ、ドーハに拠点を構えます。カスタムメイドの360度撮影リグやソフトウェア、配信システムなどを用いてライブおよびオンデマンドでのVR撮影・配信を提供しています。
今回の業務提携を通じて、ハシラスはヨーロッパ地域への製品提供を行います。また両社は、スペインのプロサッカーリーグ「リーガ・エスパニョーラ」の某チームオリジナルVRコンテンツを共同開発。2019年のリリースを目標としています。
ハシラスは今年8月にコーポレートロゴ刷新と本社移転を発表。グローバルIPのVRコンテンツやオリジナルシステムによるVR遊園地のプロジェクトを進め、世界進出を目指すと発表しています。
（参考）株式会社ハシラスプレスリリース
