VRサービスを提供する株式会社ハコスコは、VR映像配信サービス「ハコスコストア」におけるバーチャルツアー機能のアップデートを実施しました。新たにブラウザへの対応と音声タグ機能が追加されています。
今回の新機能の用いた第一弾コンテンツとして、世界文化遺産の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」をバーチャルツアー化した「長崎教会群VR」が公開されています。
「ハコスコストア」は360度動画を投稿・配信できるVR配信プラットフォームです。動画はPCやスマートフォンから映像を視聴することができます。今回、バーチャルツアー機能のアップデートにより、アプリ「ハコスコ」をダウンロードしていないユーザーでも、ブラウザからバーチャルツアーを体験できるようになりました。
また、音声タグ機能は日本語や英語、中国語などの多言語に対応。ユーザーが使用するブラウザの言語設定から自動で判定された言語の音声ガイドが流れます。観光地へのバーチャルツアー導入時には、訪日外国人観光客と日本人国内観光客の双方のニーズに沿う情報を音声で伝えることが可能とのことです。
世界文化遺産を音声ガイドとともにバーチャルツアー
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、キリスト教が禁じられている中で、長崎と天草地方において日本の伝統的宗教や一般社会と共生しながら信仰を続けた潜伏キリシタンの信仰継続にかかわる伝統のあかしとなる遺産群です。本コンテンツでは、フォトグラメトリーCGで再現された8つの教会群を音声ガイドとともに視聴できます。
(参考)株式会社ハコスコ プレスリリース