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“フォトグラメトリー”を駆使して現実を3Dで再現「長崎の教会群」VRコンテンツ公開

株式会社ハコスコは同社の運営する360度コンテンツ共有プラットフォーム「ハコスコストア」に、フォトグラメトリー(写真測量法)の360度コンテンツを集めた「Nagasaki_VR」チャンネルを公開しました。「Nagasaki_VR」チャンネルで公開された360度コンテンツは長崎県の複数の教会(「長崎の教会群」)を撮影したもの。長崎の教会群はユネスコの世界遺産暫定リストにあり、2018年の世界遺産の登録も期待されています。

今回、公開されたのは全10コンテンツ。教会をバーチャルツアーできるという内容で、人の目の高さで歩く体験の「ウォークスルー」とドローンのような小型ヘリコプターの視点で動く体験の「フライスルー」、さらに教会から高度数百メートルを飛ぶ体験の「ハイジャンプ」などが公開されています。

また本作品は、経済産業省の「先進コンテンツ技術による地域活性化促進事業」に採択され制作されています。採択の正式事業名は「ドローン3次元計測+実写による文化遺産インタラクティブVRと観光誘致のパッケージ制作」。撮影制作はハコスコ社、太陽企画株式会社、NAGASAKI 3D PROJECT 出水享氏(長崎大学)、小島健一氏、@VoxelKei 氏などです。

・大野教会堂ウォークスルー

・出津教会フライスルー

フォトグラメトリーとは

フォトグラメトリーは、被写体を複数のアングルから撮影した静止画から高精細な3Dオブジェクトを作成する技術です。写真を基に作るため、現物に近い3Dオブジェクトを作ることができます。最近では人間のCGアバターの作成やスマホカメラを使った簡易なアプリなどで、これまでよりもフォトグラメトリー技術が広がっています。

https://www.youtube.com/watch?v=D7Torjkfec4

本コンテンツでは、主にドローンによる撮影データを使用したとのこと。ドローンで撮影したデータから作成したフォトグラメトリーと、360度カメラで撮影した3D実写映像/静止画が使用されています。使用した360度カメラはInsta360 Proで、8K3D(7680×7680)の映像と静止画で撮影したとのことです。教会内部などはドローンを飛ばしての撮影が難しいことから360度カメラが使用されたと説明されてます。

教会の外壁はフォトグラメトリーによる3Dオブジェクト

https://www.youtube.com/watch?v=XX5X1UibV7Q

ハイジャンプは「日本列島VR」とのコラボレーション

コンテンツの1つ「旧野首天主堂ハイジャンプ」では、@VoxelKei 氏が制作したVRアプリ『日本列島VR』とコラボレーションも行われています。同コンテンツは旧野首天主堂の前でジャンプをすると真上に飛び立つというものです。

ハコスコアプリ(iOS / Android)で視聴すると、スマホジャイロセンサーを使って実際にジャンプすると映像も同期して上空に飛び立てます。ドローンでは高度150mまでの制限がありますが、「日本列島VR」のデータを使用することで高度数百メートルの垂直ハイジャンプを体験することが可能です。

・旧野首天主堂ハイジャンプ

『日本列島VR』は、鳥の目で日本列島上空を飛ぶように移動するアプリです。国土地理院の基盤地図情報をもとに作成したリアルな地形が特徴。また、VRクリエイティブアワード2017 朝日新聞社賞を受賞しています。

https://www.youtube.com/watch?v=cBAwfjAbViA

「旧野首天主堂ハイジャンプ」ではフォトグラメトリー映像のポリゴン数を削減して、シームレスに『日本列島VR』繋がるように調整がされています。筆者も1つの映像として非常に自然に感じられた体験でした。この制作と調整は@VoxelKei 氏が行ったとのこと。

「撮影したデータはハコスコ社が権利主なので、他に活用することも可能です。日本各地の特色のある観光地を今回のようにVRでアーカイブ化して、VR体験ができるポータルサイトを作る計画もあります。また、アーカイブ化した観光地を『日本列島VR』の中に埋め込みたいとも思っています。」(ハコスコ社CEO藤井直敬氏)

フォトリアルな3DCGと360度3D映像が融合された本作品。実写360度映像/静止画の活用例としても興味深く感じられました。今度の展開や普及も期待したいところです。

(参考)VIPO 映像産業振興機構





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