GoProは、ラスベガスで開催中の放送電子機器のイベントNABに合わせて4月17日、GoPro6台を組み合わせて360度動画を撮影するためのシステムOmniの詳細と価格を発表しました。翌4月18日から予約を受け付けています。
Omniは、GoProの最高機種HERO4 Blackを6台使用する360度撮影システム。各カメラの解像度は4K。最高で8Kの画質の360度映像になります。
パッケージには、カメラを配置するためのリグやバッテリー、リモコンなどとともに編集用のKolorソフトウェア・ライセンスが付属します。
手軽に360度撮影が可能なRICOH THETA SではフルHDレベルの画質が最高という状況。GoProを6台組み合わせての360度撮影はプロの撮影ではおなじみのもの。今回のOmniも8Kの撮影ができる機材ということでプロユースを前提としたものになります。
なお、一式を購入すると614,700円。カメラを組み合わせるリグ単体では184,000円。4月18日より予約を受け付けています。
プロ向け360度撮影機材は、GoogleのJUMPやNokiaのOZOなどを筆頭に100万円を超えるものから、GoProのOmniのように数十万円台のもの、ROCH THETA Sのように数万円で手に入るものなど様々なものがあります。
VRの普及と両輪の役割を果たしている360度映像。撮影機材は今後も様々な種類が登場しそうです。
(参考)
OMNI Is Here – GoPro News
https://jp.gopro.com/news/omni-is-here