XRに特化した国際映画祭「Beyond the Frame Festival 2024」が10月25日(金)〜27日(日)に開催されます。
「Beyond the Frame Festival」は、株式会社CinemaLeapと小田急電鉄の主催によるXR作品の国際映画祭です。2024年のコンセプトは「Dawn of New XR – あたらしいXRの夜明け」で、XRがまだあたりまえに視聴されたり、活用されたりしていない過渡期を乗り越え、XRの夜明けを迎えるような、新しい作品やフォーマット、潮流を紹介する映画祭を開催します。
第81回ヴェネツィア国際映画祭のXR部門(VENICE IMMERSIVE)にて、グランプリを獲得した《ITO MEIKYU》(フランス,ルクセンブルク)や、審査員賞*を獲得した《OTO’S PLANET》(ルクセンブルク,カナダ,フランス)を始めとして、世界各国の映画賞にノミネートされるなど、注目されている世界中から応募された約20作品を展示します。
また、CAMPFIREにてクラウドファンディングを10月10日(木)23:59まで開催。先行してチケットを販売する他、交流会やプレツアーへの参加がリターンとして受け取れます。
URLはこちら。
https://camp-fire.jp/projects/792377/view
ノミネート作品の一例
《ITO MEIKYU》(フランス,ルクセンブルク、 2024)_シングルプレイVR
機織りや、糸織物をモチーフとし、内部と外部、透明性と不透明性、露出症と覗き見、女性性と男性性など、古来から現代まで紡がれる、衣類にまつわる人間の営みを、詩的な空間に表現したVR作品です。第81回ヴェネツィア国際映画祭のXR部門グランプリ受賞など。
《Oto’s Planet》(ルクセンブルク,カナダ,フランス、2024)_シングルプレイVR
Oto’s Planetは、宇宙飛行士の不時着によって、小さな惑星にある一本の木の実を楽しむことが大好きな「オト」の平穏な生活が変化していく2人の物語です。第81回ヴェネツィア国際映画祭のXR部門審査員賞など。
《The Assembly》(イギリス、2024)_マルチプレイVR
同時に参加する鑑賞者と一緒に多次元楽器の一部になり、人類最古の儀式の1つである「歌」という人間の営みを、仮想現実の中で探求します。
《Turbulence: Jamais Vu》(オーストラリア、2024)_MR
事物が、突然見慣れないものとして現れる感覚=ジャメブをモチーフに、ある病理を患った人々の視界を、実際に鑑賞者の目にインストールするような体験の作品です。IDFA_DocLab Award for Immersive2024 受賞など。
《Project_Y: Working Title》(日本、2024)_VR360°映画
それは「聞くと呪われる」という、自己責任系都市伝説の真意を探ろうとする取材に関する実話怪談の体験談や、空間に見え隠れする「禍々しい存在」。それら取材記録を360°動画として再構築し、実写VRのインタラクティブコンテンツとして制作・開発した作品。第81回ヴェネツィア国際映画祭のXR部門ノミネートなど。
国際XR映画祭「Beyond the Frame Festival 2024」開催概要
日程 | 10月25日(金)-27日(日) ※協賛各社 / メディア、報道各社 / クラファンリターン購入者など、パートナー向け特別体験会を10月24日(木)に実施。 |
会場 | NEUU 会場 (〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-5-11 1F) 会場構成:総合受付、ノミネート作品2作品ほど、協賛ブース出展作品など無料エリア、トークイベント会場/ネットワーキングイベントなど WPU 会場 (〒160-0023 東京都新宿区西新宿7丁目10-5 2F) 会場構成:ノミネート作品18作品ほど |
(参考)プレスリリース