2021年7月8日、グーグルのビジネス向けビデオ会議アプリ「Google Meet(旧称 Hangouts Meet)」に、新たな映像エフェクトやフィルターが導入されました。追加されたエフェクトには、ARを活用した“被り物”も含まれています。
「Google Meet」は、ブラウザでの利用のほか、iOSとAndroid向けにアプリとしても配信中。グーグルがTwitterで公開した紹介映像からは、恐竜のようなデザインのARマスクを確認できます。
米メディアThe Vergeによれば、追加されたエフェクトの多くを利用できるのは、個人のGmailアカウントに限定されるとのこと。Workspaceのユーザーは、引き続きバックグラウンドエフェクトのオプションは制限され、“プロフェッショナル”に留まると同メディアは説明しています。
Add cats, astronauts, jellyfish and more to your Meet calls. New filters, masks and effects are now available for Meet on Android and iOS. Try it today → https://t.co/DDSvWFxDG8 pic.twitter.com/hylhsCcUuj
— Google (@Google) July 7, 2021
「Google Meet」はこれまで、主に法人やビジネスでの会議利用で多く使われてきました。しかし今回のARフィルターの実装や、利用可能な対象を個人のGmailアカウントに限定する決定は、同社が個人ユーザーの取り込みを始めたようにも見えます。
(参考)The Verge