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業界動向 2021.10.27

実在のスポーツ選手をARで召喚して遊ぶ 物理とデジタルを繋ぐボードゲームが米国で登場

Sequoia Gamesは、2021年10月19日、ARを用いたターン制ボードゲーム「Flex NBA」をリリースしました。ユーザーはスマートフォンの専用アプリを通じて、ARでのキャラクター表示や、複製不可能なキャラクターとして所有・売買が可能です。

Flex NBAはNBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)のライセンス商品。「Flexagon」と呼ばれるNBA選手の限定物理タイルと、ゲームボードがセットで入っています。ブラインドボックスに入ったFlexagonを追加購入することも可能です。

それぞれのFlexagonは物理的な資産となり、Flex NBAの専用モバイルアプリでは個別に所有された複製不可能なコードとして表示されます。ユーザー同士で物理的なFlexagonを売買すると、デジタル所有権はモバイルアプリで追跡可能なデジタルチェーンを介して新しい所有者のものとなります。

Flex NBAはアルゴランドと呼ばれるプロトコルの上に構築されており、ユーザーはゲームでの経験をユニークで不変的な瞬間としてデジタル台帳に記録することができるとされています。

Sequoia Gamesは、公式ライセンスを持つスポーツゲーム会社で、物理的な体験とデジタルな体験をシームレスに結びつけるゲームを制作しています。

CEOのDaniel Choi氏は「今日のゲーム環境では、1960年代のボードゲーム、モバイルアプリ、PS5などがあります。 これらの世界を分けて考える必要はありません」と述べています。

(参考)Algorand


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