PlayStation VR(PSVR)専用タイトル「Firewall Zero Hour(ファイアウォール ゼロ・アワー)」のPlayStation 5(PS5)向けアップデート実施が、開発のFirst Contact EntertainmentのTwitterで発表されました。
「Firewall Zero Hour」は2018年8月、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)より発売されたオンライン専用のVRタクティカルFPS。プレイヤーは匿名の契約者に雇われた傭兵となり、4人1組のチームに分かれて機密データを巡る戦いに身を投じます。
発売以降も定期的に大型アップデートが実施されており、2020年11月現在では第5シーズン「Cloudstrike」が開催中です。
PS5の力が発揮され、PS4 Proを上回るグラフィック強化
First Contact Entertainmentによれば、このアップデートの適用でPlayStation 4 Pro(PS4 Pro)の「スーパーサンプリングモード」使用時を上回る画面密度の向上、ロード時間短縮、グラフィック全般の強化が実現されるとのこと。
So, who's looking forward to #FirewallZeroHour on #PS5? pic.twitter.com/XUDYFiJ4KW
— First Contact Entertainment is Hiring!!! (@firstcontactent) November 11, 2020
Twitterでは、実際にPS5向けアップデートが施された「Firewall Zero Hour」をプレイした際のリアクションを紹介する、ユニークな紹介動画も投稿されています。
「ライアン・マークス」に次ぐ第二報
2020年11月10日には、SIEロンドンスタジオ開発のVRアクションシューター「ライアン・マークス リベンジミッション(原題:Blood & Truth)」でもPlayStation 5対応アップデートの実施が発表。高解像度、高フレームレート(90fps)に対応し、テクスチャ全般の強化も図られた本作をPS5の後方互換機能でプレイした際に楽しめるようになることが発表されています。
今回の「Firewall Zero Hour」は、そんな「ライアン・マークス」に続く事実上の第二報。今後、同じようにPS5対応アップデートが行われるPSVRタイトルの登場に大きな注目が集まってきています。
(参考)UploadVR、Road to VR、First Contact Entertainment公式Twitter