アメリカの楽器メーカーFenderは、Meta社のメタバース「Horizon Worlds」内に、自社のバーチャルワールド「Fender Stratoverse」を開設しました。ギター型の島を中心として構成されており、探索などを行うことができます。
「Fender Stratoverse」は、広告賞「カンヌライオンズ」の会場で発表されました。ワールドを探索すると、サウンドを収集することが可能。エアギターチャレンジ、ピック投げゲーム、ギタートリビアコンテストなど、特定のアクティビティをクリアすることでアンロックできます。
“スカベンジャーハント”を完了すると、アバターの着せ替えやプレイリストのプロモワードが解放。メインエリアへの到達後は、”Riff Maker “を使って、集めたサウンドから好きなメロディーを作れます。
「Fender Stratoverse」について同社のCMO、エヴァン・ジョーンズ氏は以下のようにコメントしています。
私たちは、ブランドとして、あらゆる音楽表現を可能にすることを約束し、この技術がフェンダーのファンやクリエイターが国境や文化、距離を越えて集まり、演奏し、創造することを可能にする可能性に感動しています。
自動車メーカーBMWも参入
「カンヌライオンズ」では、高級自動車メーカーのBMWも「Horizon Worlds」にバーチャルワールドを開設したことを発表しました。同社のワールド「MINIverse」では、ミニクーパー(BMWの展開する自動車)を運転することができます。
「Horizon Worlds」はQuest 2を装着してバーチャル空間に入場できるサービス。アバターを使って、他の参加者とコミュニケーションをとったり、一緒にゲームを遊んだりできます。現段階では、アメリカとカナダでのみサービスが展開されています(日本では未実装)。
(参考)VRScout
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