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業界動向 2018.12.25

ドワンゴとS-court、共同で「株式会社カスタムキャスト」設立 3Dアバター事業を展開

株式会社ドワンゴと株式会社S-courtは、3Dアバター作成アプリ「カスタムキャスト」の開発・運営事業を展開する「株式会社カスタムキャスト」を共同で設立しました。「カスタムキャスト」でのアイテムの販売、IPとのコラボなどを展開し、国内外を視野に入れた取り組みを行っていくとのこと。

「カスタムキャスト」は、ドワンゴとS-courtが共同開発した3Dアバター作成アプリです。誰でも簡単にキャラクターを作成してSNSに投稿したり、VTuber(バーチャルYouTuber)のようなライブ配信を行うことができます。本アプリは、2018年10月3日のサービス開始から11日間で100万ダウンロードを突破しています。

国内だけでなく海外も視野に入れた取り組み

両社は「ユーザーが自分の好きな3Dアバターを簡単に作り出せて、自由にVTuberとしてライブ配信ができる環境を拡げるべく、ドワンゴの技術力・プロモーション力・プラット
フォームやS-courtの企画・開発力といった強みとノウハウを一つに結集する、株式会社カスタムキャストを設立しました」とコメント。

新会社カスタムキャストでは「同アプリの機能追加やコミュニティ形成を行いつつ、アイテムの販売、IPとのコラボ、広告販売等も展開し、国内だけでなく海外も視野に入れた取り組みを行っていく」としています。

ラインナップ強化やバーチャルライバーとのコラボも

新会社設立の発表とあわせて「カスタムキャスト」のアップデートの告知も行われています。有料のアイテム販売機能「ショップ」にて、巫女や晴れ着などの新コスチューム・新ポーズが含まれた「アイテムセット」が12月26日より販売開始されます。また、新会社設立を記念したアイテムが12月28日より配布されます。

2019年1月からは男性キャラクターの3Dアバターが作成可能になることや、バーチャルライバーグループ「にじさんじ」の「月ノ美兎」とのコラボ商品の販売予定もされています。

(参考) 株式会社ドワンゴ プレスリリース


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