スウェーデンのゲームスタジオ「Cortopia Studios」制作の新作VRゲーム「Down the Rabbit Hole」が3月26日、SteamとOculus Store(Rift / Quest)、Viveportにてリリースされました。価格はSteamが税込2,050円、Oculus Storeが税込1,990円、Vive Portが税込2,171円です。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift、Windows Mixed Reality、そしてOculus Quest。言語サポートは英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語で、日本語は対象外となります。
「Down the Rabbit Hole」は、ルイス・キャロル原作の名作児童小説「不思議の国のアリス」の世界を舞台にしたパズル要素強めのVRアドベンチャーゲーム。「不思議の国」へと迷い込んだ名も無き少女をサポートしながら、行方不明になった彼女のペットを探し出すため、様々な土地を巡っていきます。
ジオラマを覗き込む感覚でパズルに挑みつつ、ストーリーを追っていくゲームプレイが最大のポイント。チェシャ猫に白ウサギ、動くトランプ、そして身体を大きくするケーキなど、「不思議の国のアリス」由来のアイテム、キャラクターも数多く登場するなど、原作読者へのファンサービスも満載です。
PlayStation VR版は4月上旬に延期
Down the Rabbit Hole's launch on PlayStation VR has been postponed to early April.
The game will still launch on March 26th for all other platforms (Quest, Rift, Steam, and Viveport).
— Down The Rabbit Hole (@DTRH_game) March 22, 2020
本作はPC VR、Oculus Quest版のほか、PlayStation VR(PSVR)版も3月26日の同時リリースが予定されていましたが、配信3日前の3月23日に、Cortopia Studiosの公式TwitterでPSVR版のみ延期となることが発表。4月上旬のリリースを予定しているとのことです。
PSVR版のみ延期となった理由は明かされていません。PSVR版はダウンロード版以外にパッケージ版も販売されることが報じられており、それが4月下旬リリース予定であることから、合わせる形で判断した可能性が考えられます。なお、パッケージ版の販売はPerp Gamesが担当するとのことです。
ソフトウェア概要
タイトル |
Down the Rabbit Hole |
発売・開発元 |
Cortopia Studios |
対応ヘッドセット |
Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift、Windows Mixed Reality、Oculus Quest、PlayStation VR(※4月上旬予定) |
プレイ人数 |
1人 |
価格(税込) |
2,050円(Steam)、1,990円(Oculus Store:Rift / Quest)、2,171円(Vive Port) |
(参考)VRFocus