建築向けVRソフトウェアを開発するSymmetry Dimensions社は、「デジタルツイン」の業界カオスマップを公開しました。
デジタルツインは、現実空間をデータ化し、現実と同じ環境をバーチャル空間に再現。分析や予測を可能にする技術です。デジタルツインの市場規模は、2025年までに358億ドル(約3.75兆円)に達すると予測されています。(Deloitte Insights Tech Trends 2020より)
Symmetry Dimensions社が公開したカオスマップは、デジタルツインのソリューションを提供する「ソリューションプロバイダー」、場所・人・物などをデータ化する「デジタリゼーション」などのカテゴリに分けて分類されています。
デジタルツインは現実の街並みをバーチャル空間にそのまま再現できるとして、国内外で活用が模索されています。海外ではドイツやフィンランド・ヘルシンキ、国内では渋谷区などが取り組んでいます。