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ゲーム・アプリ 2020.11.18

犯罪の現場を”追体験”できるスマホ向けアプリ「CrimeDoor」

ハリウッドのプロデューサーでジャーナリストのNeil Mandt氏は、スマートフォン向けARアプリ「CrimeDoor」をローンチしたことを発表しました。現時点での対応デバイスはiOS系のみですが、Android版の開発も行われています。

同アプリは、犯罪などのドキュメンタリーを好むコミュニティーに向けた、教育的コンテンツとのこと。

「CrimeDoor」には、世界各地の行方不明者や殺人事件、それらに関する報道や証拠などで構成されています。ポータルを使用して、広く知られた犯罪の現場(警察が発見した当時の状態)をARで訪れることも可能。米メディアVRScoutによれば、対応している事件には、ジョン・レノンや、ジョンベネ殺害事件なども含まれるとのこと。

関係者のコメント

「CrimeDoor」のリリースについて、Mandt氏は以下のようにコメントしています。

我々は、殺人犯たちを美化しているのではありません。(犯罪の)被害者たちに声を与えているのです。1番注力したのは、未解決の殺人や行方不明事件であり、日々コンテンツを追加することで、もう声を発することのできない彼らが認知され、正義がもたらされることです。

我々は、犯罪ドキュメンタリーを好む人が、その熱意をエンゲージできるアプリを作りました。先進的なAR技術によって、犯罪現場を、誰もがこれまでになかった方法で探索することができるのです。

「CrimeDoor」は、無料でダウンロード可能。ARポータルへのアクセスには、ひとつあたり1.99ドル(約200円)の課金が必要です。すべてのポータルにアクセスできる月額プラン(4.99ドル(約500円))も用意されています。

(参考)VRScout

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