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活用事例 2017.01.04

中国にて資金調達を行ったVR企業紹介 第2回

中国のVRメディア「87870.com」では、VRなどの技術を活用する企業を紹介しています。今回は、既に資金調達を行っている「深度视界」「SoReal」「浅海VR」「appMagics」の4社を紹介します。

深度视界

業種:VRコンテンツ制作

調達金額:2000万元(約3億3,000万円)

スポンサー:中南文化

会社情報:深度视界はVR映像会社です。映画を作る技術経験が豊富で、映画作成や3D製作をもとに、VRエンタテインメントを中心に事業を展開しています。映画コンテンツ、視覚体験、VR科学技術などを統合して業務を行っています。

評価:映画作成のプロとして、経験や技術も豊かです。VRを新たな領域に導入しています。

SoReal

業種:VRコンテンツ制作

調達金額:未発表

スポンサー:联想创投

会社情報:SoRealは施設でのVR体験を提供しています。オフラインでの実体験ゲームをコアに、体験者やVR世界・リアル世界が結びついた、全方位的な空間を提供しています。

評価:従来のエンターテインメントに比べ、VR産業には様々な困難があるなかで、SoRealはVR世界と現実空間と融合した娯楽体験を作ろうとしています。不確定な要素も多くありますが、資金面も技術面も強い支援があることがSoRealの強みです。

浅海VR

業種:VRコンテンツ制作

調達金額:225万元(約3,787万円)

スポンサー:未発表

会社情報:浅海VRはユーザーにVRソリューションを提供する会社で、撮影や作成などを集約し、VR動画プラットフォームをつくることに専念しています。

評価:浅海VRがVR動画コンテンツ製作に早期参入した企業です。成熟したシステムや支援があるため、発展が見込まれます。

appMagics

業種:VR内容

調達金额:数千万元

スポンサー:蓝港互动

会社情報:appMagicsはMR分野のスタートアップで、VRとリアルの融合やシミュレーションの分野に習熟しています。

評価:同社は北米で研究センターを創立しただけでなく、中核チームはマイクロソフトなどの大手企業の出身者です。生放送、ソーシャル、教育、ファッションなどの参入でも新たな収益をもたらすことが予想されます。

(参考)

【VR融资风向标】第四期—VR内容公司专业大不同

http://news.87870.com/xinwennr-17774.html

※Mogura VR は、87870.comとパートナーシップを結んでいます。


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