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投資 2025.04.21

日本発・ARグラス要素技術開発のCellidがまた調達 累計調達額は約64億円に

ARグラス関連技術を開発する国内スタートアップ、Cellid株式会社が新たに資金調達を実施しました。2025年4月15日に発表された今回の調達により、同社の累計調達額は約64億円に達しました。ARグラスの小型化・高性能化に不可欠な“光学エンジン”の開発を手がける同社は、今後の量産化や事業拡大に向けて一層の加速を図るとしています。

今回の資金調達はシリーズCラウンドとして実施され、三井住友信託銀行、みずほキャピタル、東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)をはじめとした複数の投資家が参加しました。調達額は約11.6億円で、これにより累計調達額は約64億円となります。直近の2025年2月には日本政策投資銀行などから総額20億円を調達しており、引き続き大型の資金確保に成功しています。

Cellidは、2016年に設立されたスタートアップ企業で、主にARグラスに搭載される「ディスプレイモジュール」や「空間認識用エンジン(SLAM)」の開発を行っています。中でも同社のコア技術である「光学シースルーディスプレイ方式のウェーブガイド」は、薄型かつ高輝度な映像表示を可能とするディスプレイ構造で、ARグラスの実用化における課題を解決する要素として注目されています。これまでにも渋谷での遠隔支援実証実験などを通じて、産業用途に向けた取り組みを進めてきました。

今回の調達で得た資金は、主にARディスプレイモジュールの量産体制構築や開発拠点の拡充、研究開発人材の採用に活用されます。すでに試作段階にあるディスプレイ製品の商用化をより早期に実現し、国内外のARグラスメーカーとの連携強化加速を目指します。
2025年中の量産開始を目指しており、海外市場も視野に入れた事業展開を進める方針です。

(参考)プレスリリース


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