8月23日、Brave group株式会社は、シリーズDのファーストクローズで、事業会社やCVCなどから19.9億円の資金調達を行いました。累計調達額は50.3億円に達しました。
（提供：Brave group）
Brave groupは2017年に設立。VTuberを中心としたバーチャルIP事業などを手がける企業です。バーチャル音楽事務所「RIOT MUSIC」やVTuber eSports グループ「ぶいすぽっ！」など複数のプロジェクトを運営しています。
「企業のメタバース進出支援」のためのプラットフォーム事業も手がけ、2022年には子会社として株式会社MetaLabを設立。2023年1月にはメタバース構築エンジン「Brave Engine」をリリースしました。同年6月には米国・英国に現地法人を設立するなど、事業の多角化とグローバル展開を強化しています。
アライアンス・共同研究など事業開発も協力
（提供：Brave group）
今回のラウンドには、シンプレクス・キャピタル・インベストメント株式会社、東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社、マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社（HIRAC FUND2号投資事業有限責任組合）、株式会社リヴァンプ、株式会社アドウェイズ・ベンチャーズの5社が参加しました。
今回の資金調達を機に、同社は国内外におけるM&Aやアライアンス、採用活動の強化を図るほか、Platform事業やIncubation事業も含めたグループ全体の成長と事業拡大を目指すとのことです。Brave group代表取締役の野口圭登氏は「新興領域を中心とした事業開発やM&A、アライアンスなど、国内外での事業展開を加速いたします」とコメントしています。
（参考）プレスリリース
