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企業動向 2024.10.01

Brave groupが投資プロジェクト「Brave global capital」始動 IP関連企業への投資・コラボなど支援強化

Brave groupが「Brave global capital」を始動し、グローバルIPエコシステムの構築を目指す新たな投資プロジェクトを立ち上げました。既存事業と親和性の高い領域を中心に経営統合や資本業務提携等を促進する模様です。

Brave groupは、バーチャルYouTuber(VTuber)を中心としたバーチャルタレントのマネジメントやデジタルコンテンツの制作を手掛けるスタートアップです。2024年9月現在、17のプロジェクトで約160名の所属タレントを抱え、国内外で事業を展開しています。最近では、海外VTuber企業の買収にも乗り出すなど、積極的なグローバル展開を進めています。

今回始動した「Brave global capital」は、Brave groupが手掛ける新たな投資プロジェクト。本プロジェクトの主な目的は、グローバルIPエコシステムの構築です。具体的には、以下の3つの分野への投資に重点を置くとのことです。

  1. IP Production(自社IP開発):IP/コンテンツを制作している会社。
  2. IP Platform(他社を含めたIPの拡販):IP拡販のための基盤事業を運営している会社。
  3. IP Solution(IPの収益性底上げ):IP/コンテンツの新たなマネタイズ手段やオペレーション効率化に寄与する事業を運営する会社。

Brave groupの既存事業とのシナジーを生かし、投資先企業との協業も積極的に進めていく方針です。「Brave global capital」では、投資先企業に対して以下のような具体的な支援を提供予定です。

  1. コンテンツ間コラボレーション:Brave groupのコンテンツ制作ノウハウや各種施策の共有、各パートナー企業のコンテンツ・サービスとのコラボレーションを積極的に推進
  2. グローバルネットワークの活用:Brave groupが保有する全世界の複数拠点(現在、日本・英国・米国・タイ・中国の5カ国に計13拠点)と業務提携先のネットワークをフルに活用できるようサポート
  3. 豊富な実績に基づく経営支援:事業展開・採用・資金調達等、経営に必要な支援やアドバイスを提供し、投資先企業の成長を促進
  4. グループ会社と連携した開発支援:業界内でも有数の開発実績を誇るBrave groupのグループ会社と連携しながら、事業拡大やオペレーション効率化に有用な開発支援

また同社は同構想を加速させるべく経営戦略室を新設し、CSO(Chief Strategy Officer/最高戦略責任者)には下村 紗介氏が新たに就任したとのことです。

(参考)プレスリリース


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