Home » Beat SaberのDLC第2弾は6月配信 Quest版は公式レベルエディター実装


ゲーム・アプリ 2019.06.01

Beat SaberのDLC第2弾は6月配信 Quest版は公式レベルエディター実装

人気VRリズムゲーム「Beat Saber(ビートセイバー)」の開発元Beat Gamesが、同作のDLC第2弾「Monstercat Music Pack, Vol. 2」のリリース時期を発表しました。本DLCには、2019年3月に配信されたDLC第1弾と同じく10曲の追加曲が収録されます。Beat Gamesによると、DLC第2弾は、来月(6月10日)の配信を予定しているとのこと。

またDLC第2弾リリースの発表と同時に、先日PC版「Beat Saber」に実装された、ユーザーが保有するサウンドファイルを使用できる公式レベルエディター機能が、Oculus Quest版「Beat Saber」にも実装されることが、同スタジオから告知されました。

2019年5月31日現在、「Monstercat Music Pack, Vol. 2」に収録される楽曲やアーティスト名などは判明していません。

実装が望まれていた

「Beat Saber」は、VRゲームの中でもMODコミュニティーが盛んなタイトルの1つです。なかでも特に多くのユーザーが使用しているのが、ゲームに楽曲を追加するMODで、非公式ながら専用のプラグインもリリースされています。

一方で、ゲームの継続的なアップデートにより、あるバージョンで使用可能だったプラグインや楽曲が更新後のバージョンでは使用不能になるといった事態が発生していました。公式レベルエディターでは、先述の通りユーザー所有の音楽ファイルが使用可能とされており、こういった問題の解決策となりました。しかし同機能が実装されたのはPC版のみ(※)で、Quest版にも実装が望まれていました。

(※PSVR版への実装は「ソニー側の規定により不可能」とのこと)

MODコミュニティーの影響か

QuestのユーザーがBeat Gamesに対してレベルエディター実装という要望を伝える間、「Beat Saber」のMODコミュニティーは、早くもMODと非公式プラグインのQuestへの導入に成功。YouTubeなどに解説動画が投稿される事態となっていました。

今回のQuest版への公式レベルエディターの実装告知は、(MOD導入成功の判明後)非常に早い段階で行われました。このことから米メディアUploadVRは、MODの成功がBeat Gamesに告知を急がせた可能性を指摘しています。

2019年5月31日現在、Quest版「Beat Saber」への公式レベルエディター実装の詳細な予定日は明らかとなっていません。

Beat Saberに関連するMoguLiveの注目記事はこちらです。

(参考)UploadVR


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード