KDDI株式会社は、5GやXR(VR/AR/MR)を活用したクリエイティブチーム「au VISION STUDIO」を発足しました。取組内容にはバーチャルヒューマンに関するものも含まれています。
KDDIは、今後の社会で実現させたいことを、5つのテーマとして掲げています。「au VISION STUDIO」は、これらのテーマについて、5GやXR技術を組み合わせ体験の企画から社会実装までを行います。
KDDIは社外のクリエイターとのコラボレーションを行い、「『あったらいいな』と思う未来の体験をお客さまへ提供し続けていくことを目指す」とコメントしています。
バーチャルヒューマンの日常化へ
「au VISION STUDIO」で取り組むテーマの中で掲げられているのが「バーチャルヒューマンの日常化」。「au VISION STUDIO」では、バーチャルヒューマン「coh (コウ)」の企画・開発を行い、バーチャルヒューマンが社会実装する仕組みの事業展開を行います。また、バーチャルヒューマンをリアルタイムで動かすプラットフォーム化も検討しているとのこと。cohの開発にはバーチャルヒューマンのプロデュースを行う株式会社Awwなどが参加しています。
今後、「coh」は一人のモデルとして様々なブランドや企業とのコラボレーションが予定されています。日本科学未来館やKDDI ART GALLERYでは、MRグラス「NrealLight」を介し、「coh」がアテンドとして登場。作品の説明や展示空間を楽しめるようなサポートが提供される予定です。
バーチャルヒューマンの社会実装への取組が進む
バーチャルヒューマンの社会実装を目指す取組は国内外で模索されています。国内ではファッションブランド「GU」やサントリーがバーチャルヒューマンを活用したプロモーションを展開しています。
(参考)KDDI株式会社 プレスリリース