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業界動向 2017.02.03

イラストで理解するAR、VR、MRの違い

MR、AR、VR……似ているようで少し違う、混乱しやすい単語。Twitterユーザー、@Haramakoto氏はそれらの単語の違いを、画像付きで分かりやすく解説する絵を公開しています。

https://twitter.com/xxxxMakoto/status/827026315177971712

AR(MR)


「現実の物体に制御され、オーバーレイされるかたちでバーチャルなオブジェクトが表示されます。MRはARを包含する概念です。」
・現実の物体に制御
・現実は見える
・仮想の物体が表示される
・ARはMRの一種

VR


「現実は一切見えず、形状や位置も現実の物体に左右されません。人間の知覚としては本物ですが、その全ては人工的にコントロールされます。」
・現実は見えない、関係ない
・知覚の対象は現実ではないが、知覚自体は本物

AV(MR)


「Augmented Virtuality。プレイヤーはVRを体験していますが、カメラやセンサーの情報をもとにして、バーチャル世界内にリアルなものが再構成されます。MRはAVも包含する概念です。」
・現実の物体を、仮想空間で再構築する
・AVはMRの一種

Alex Kipmanが示したMR


ARやAVなどを包括しているMR(Mixed Reality)という概念について、HoloLensの開発チームを率いるマイクロソフトのアレックス・キップマン氏が「これもMRだ」として示した概念も図示しています。

「現実は一切見えず、視界全てがバーチャルな表示となりますが、形状や位置は現実の物体に制御されます。ARとAVの均衡点と言えるかも」
・現実は見えない
・現実をもとに仮想の物体が表示される
・ARとAVの間と言えるかも

HoloLensの視野角はなぜ狭い? 米MS、アレックス・キップマン氏に聞く「Windows Holographic」(後編)
http://panora.tokyo/17685/


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