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AR/MRではどのようなUIが有効か?UI研究者の提案

AR/MRの技術は急速に進化していて、コンシューマー向けデバイスも誕生しています。しかし、それらのデバイスでどのようなユーザーインターフェースを用意し、ユーザーとインタラクションするかについてはまだ確立されていません。本記事では、デザイナーであるBen Frankforter氏が”MRのiPhone”と呼ばれるようなユーザーインターフェースはどのようなものになるのか現在検討している案を紹介します。

Ben Frankforter氏略歴

Ben Frankforter氏はコンシューマーとサービスをいかに上手くつなげるかに注力しているデザイナーです。過去10年間は、ブランドの立ち上げ、家具やインテリア、アプリケーションをデザインしてきました。最近ではBillGuard社のプロダクトデザイン部門のトップを勤め、現在はMRのユーザーインターフェースの研究を行っています。

VRやMRの体験は現在トレンドになっており、映画などでも素敵なユーザーインターフェースを見ることができます。しかし、まだインタラクションの方法が確立しているとは言えません。すなわち、MRにおけるiPhoneのようなものがまだ登場していません。Ben氏はMRにおける彼の案を公開してほかのデザイナーにも考えてもらい、その結果を共有してほしいと願っています。

私たちは、生活の中で外界とどのようにインタラクションをすればよいかを学び、身につけてきました。Bret Victor氏が説明するように、私たちの要求に応えるようなツールを駆使して、自分たちの能力を拡大してきました。

私たちは、これらの操作を毎日何千回も実行するように、ほとんどの人が自然に感じて行なっています。また、優れたインタラクションデザインの特徴の一つはNatural User Interface、すなわちユーザーが操作方法を学ばなくても直感的に操作できるユーザーインターフェースのことで、会話認識や直接操作、ジェスチャーなどです。

アプリケーションをブラウジングする

最初はレコードを観覧するようなとてもシンプルで自然なインタラクションを紹介します。

Ben氏は、このインタラクションの以下の点に着目しました。

・カタログを直接操作する
・観覧中の進捗状況がわかる
・選択したアイテムがすべて見える
・最小の労力でアイテムをスクロールできる

Ben氏はMR環境でアプリケーションを観覧し実行するのにこの手法が使えるのではないかと提案しています。

カードのようなアプリケーション

この場合、アプリケーションカードは重ね合わせて表示されて、ユーザーが楽に手に取れる距離でユーザーの目線の下に配置されています。カードを引き出すとフルバージョンのカードを見ることができます。カードをブラウズして立ち上げたいアプリケーションを選択します。バーチャルでは、手持ちのVRデバイスから空中に浮かんでいるディスプレイへ自由にサイズを変更できます。

アプリケーション間を切り替える

アプリケーションの起動と終了に関しては興味深いですが、それらを切り替える方法はどうでしょうか?

Chris Harrison氏の研究を元に、親指を使った簡単なジェスチャーでアプリケーションとビューの切り替えをするUIを紹介します。これは固有受容(目を閉じていても、自分の手や足の位置や重さを感じること)と、自分の皮膚へを触ることによるフィードバックによってたとえ目が見えない人でも簡単に使うことができます。

親指を人差し指をなぞるようにスライドすることで、触覚をもってフィードバックできます。触覚と視覚のフィードバックにより簡単にビューを切り替えることができます。

ツールとコントロール

左手は基本的なナビゲーションを操作し、右手はその他の機能をバーチャルツールを用いて自由に操作します。これらの操作はユーザーの目の前のバーチャルディスプレイに表示されます。

しかし、平らな面に対して使うだけでなく、どのような環境でのインタラクションもユーザーが対応しなければいけません。例えば、空中で写真のフレーミングをするといったジェスチャーといったものです。

Ben氏はTwitterFacebookでこれらのユーザーインターフェースの検討を進めていくとのことですので、興味のある方はアクセスしてみてはいかがでしょうか。

(参考)

Visualising UI Solutions for Our Mixed Reality Future – (英語)

http://www.roadtovr.com/visualising-ui-solutions-mixed-reality-future/

※Mogura VR は、Road to VRとパートナーシップを結んでいます。



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