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活用事例 2021.03.16

ARでモデルルームを表示、家具なしでも手軽に内見

東京のマンションにて、ARを活用したマンションの内見サービスの実証実験が開始されました。本サービスではMRデバイスを介して、家具の3Dモデルを配置し、家具を置いた部屋のイメージを確認することが可能です。

本取組ではVR/ARソリューション開発を行う株式会社x gardenの不動産仲介会社向けツール「AR内見」が活用されています。AR内見は家具や3Dモデルの配置や設置した空間をバーチャルモデルルームとして作成・利用することができます。複数デバイス間での同期機能も搭載されており、デバイスを通して見ている空間を共有可能です。

AR内見の実証実験は東急住宅リース株式会社が管理するコンフォリア新宿イーストサイドタワーにて開始。内見希望者はMRデバイス「Magic Leap1」や「NrealLight」を装着してAR内見を体験できます。

なお、x gardenは「AR内見」クローズドβ版の無償トライアルの提供も開始しました。問い合わせはこちら

VRで事前確認し、現地の内見でAR活用

不動産の内見はVR内見としてナーブやスペースリーなどが展開されています。VRを活用することで内見希望者は現地へ行くことなく、自宅や不動産屋などで物件を確認できるものとして活用が進んでいます。

今回のAR内見に関して、提供元のx gardenはVR内見と競合するものではなく「まずVRで内見の候補を絞り込み、実際に物件に訪れた時にARを使う」といった提案を目指すとコメントしています。

(参考)株式会社x garden プレスリリース


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