9月24日、Metaは開発者向けブログで、Meta Connectで発表したAIグラス向け開発のアップデートを紹介しました。各アップデートは9月30日から順次提供されます。内容は、3つの開発手段と、開発した作品を公開する場の新設です。
1つ目の手段は、既存のモバイルアプリをAIグラスに対応させる「Wearables Device Access Toolkit」です。約1年の開発者プレビューを経て、バージョン1.0が正式に公開されました。ユーザーは「Hey Meta」と呼びかけてアプリを起動します。起動後の操作は、音声認識によるコマンド入力や、Meta Neural Bandでのスワイプで行う形です。カメラ撮影に加え、頭の動きを取得するモーションストリーミングにも対応しました。1つの実装で、ディスプレイ付き・なしのどちらのAIグラスでも動作します。
2つ目は、Meta Ray-Ban Display向けのWebアプリです。開発言語はHTML、CSS、JavaScriptで、ネイティブアプリや専用のSDK(※ソフトウェア開発キット)は必要ありません。アプリ側では、デバイスの位置や所在地、Meta Neural Bandによる手首の動きを取得できます。文字入力は、音声、手書き、画面上のキーボードの3通り。開発を支える仕組みとして、専用のUI Toolkit for Meta Ray-Ban Displayと、実機なしで動作を試せるブラウザ上のシミュレーターも加わりました。さらに、Meta AIにアプリを操作させるWebMCPが開発者プレビューとして公開中です。
3つ目は、新たに導入された「Meta AI connectors」です。外部サービスをAPIまたはMCP経由でMeta AIに接続する仕組みで、利用者はMeta AIとの会話を離れずにそのサービスを使えます。新たなSDKやアプリの配布は不要。まずはAIグラスと、アプリ版・Web版のMeta AIで利用できるようになります。早期アクセスの登録は現在受付中です。
こうして開発した作品を届ける場として、Meta Ray-Ban Displayの本体上と、Meta AIアプリ内の厳選リストの2か所が挙げられています。今後は申請の受付と承認を通じて、掲載対象を広げていくとしています。Metaは開発者に対し、Wearables Developer Centerでアカウントを作成して申請開始に備えるよう呼びかけました。





