日本XRセンターは8月18日、大規模遊園地とテーマパークの運営事業者を対象にした新たな共同開発スキームを開始したと発表しました。制作費1億円クラスのオリジナルXRアトラクションを、初期費用0円のレベニューシェア型で共同開発する内容です。
大型アトラクションの新設には、通常多額の初期投資と長い建設期間が必要です。そこで、レベニューシェア型(発注者側と受注者側で収益を分配する成果報酬型の契約)を採用することで、施設側の初期制作費を0円に抑えるとのこと。これにより、投資リスクを大幅に軽減しながらオリジナルXRアトラクションを導入できるといいます。
体験設計は、施設のキャパシティや集客目標に応じて調整し、数人規模で物語に没入する体験から、最大100人が同時参加できる大型アトラクションまで対応。大人数が同時に体験できるため収容力が高く、天候や季節に左右されない屋内コンテンツとして、雨天時の来園動機にもなるとアピールしています。
コンテンツは完成品をそのまま設置するのではなく、施設のIPや世界観に合わせてオーダーメイドで設計。広大な空間を歩き回るフリーローミング型を軸に、衝撃や地響きを伝える振動、場面に応じて変化する香り、椅子型・ライド型デバイスとの連動などを組み合わせられます。日本XRセンターはXRコンテンツの開発に加え、自社でもXR施設を運営しており、現場でのオペレーションや安全性まで見据えた設計を行うと説明しています。
同社は現在、本プロジェクトに参画する大規模遊園地・テーマパークの運営事業者を募集中。新エリアの開設や既存施設のリニューアル、IPを活用した新規アトラクションなど、構想段階からの相談をメールにて受け付けています
日本XRセンターは、日本、インド、サンフランシスコに拠点を持つ企業です。XRのゲームやアトラクション、XR研修のコンテンツ開発を手がけており、XR業界のイベント「XR Kaigi2025」のコンシューマー部門で最優秀賞を受賞しています。
