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業界動向 2026.07.14

Counterpoint Researchが、VR/AR/スマートグラス領域のデバイス出荷台数調査を発表、スマートグラスが210%増

Counterpoint Researchは、2026年第1四半期における世界のインテリジェントアイウェア市場の出荷台数が前年比83%増加したと発表しました。VR、AR、スマートグラスを対象とした調査によるものです。製品別では、VRセグメントが17%減少した一方、ARグラスは136%増、ディスプレイを持たないスマートグラスは210%増と大きく伸びました。

Birdbath方式やFlat Prism方式のARグラスでは、RayNeo、VITURE、XREALの3社が市場を占めています。RayNeoは41%のシェアで首位を維持。VITUREは前年比281%増と急成長し、34%のシェアを獲得しています。中国以外の市場では、VITUREの出荷台数が最多だったということです。XREALは今期成長が鈍化したものの、消費者向けARグラスメーカーとして初めてIPO申請を行っています。

導波路方式のARグラス市場では新規参入が相次いでいます。Rokidは「Rokid Glasses」の海外展開拡大により世界首位となりました。Metaは38%のシェアを獲得したものの、「Meta Ray-Ban Display」の部材供給の制約や販売網の限定が成長を抑制しています。Even RealitiesとAlibabaはそれぞれ9%、5%のシェアで続いています。

ディスプレイを持たないスマートグラス市場では、部材価格の上昇が業界に影響するなかでも高い成長が続いています。Metaのシェアは前四半期の82%から84%に上昇しました。米国が世界最大の市場である一方、中国やインドでは現地メーカーによる独自のエコシステムが形成されつつあります。

メモリ価格の上昇は2026年のXR・スマートグラス業界の課題となっています。VRセグメントはメモリ使用量が多く影響を受けやすいため、一部メーカーは製品価格を引き上げました。ARやスマートグラスへの影響は比較的小さいものの、発売延期や投資見直しを行うメーカーも出ています。こうした中、QualcommはAR・AIグラス向けの開発支援プログラム「START」を提供し、OEMの製品化を後押ししています。

本レポートを発表したCounterpoint Researchは、コネクテッドデバイスやデジタル家電、ソフトウエア・アプリケーションなどのテクノロジー分野を対象とする調査会社です。業界共通のレポートに加え、企業ごとの個別調査を提供。企業・団体向けのセミナーやワークショップ、コンサルティング業務も手がけています。

参考

Counterpoint Research

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