2026年7月1日、Unityはアプリ内課金SDK「Unity IAP 5.4」をリリースしました。今回のアップデートでは、Apple・Googleなど従来のネイティブストアでの課金機能に加え、D2Cコマース機能(仲介を挟まず消費者へ直接販売する仕組み)が新たに統合されています。開発者はストアを経由せずに、プレイヤーへ直接商品を販売できるようになりました。
Unity IAP 5.4では、ダッシュボード上からブランドウェブショップを数クリックで作成できます。エンジニアの追加工数やコード変更は不要です。ゲーム内のアイテムカタログとも自動的に同期されます。アプリストアを介さない独自の販売チャネルを、すぐに開設できます。
決済面では、StripeやCodaなどサードパーティの決済プロバイダーに対応しました。ネイティブストアを経由せずに決済を処理できます。開発者は個別のプロバイダー向けSDKを管理する必要がありません。Unity IAPが、ネイティブとオフプラットフォームの両方の窓口を担います。
商品カタログは、ネイティブストアとD2Cウェブショップで一元管理されます。価格のローカライズや対応通貨も統一されました。プレイヤーの購買状況やLTVも、クロスプラットフォームで把握できます。(※LTVとは、一人の顧客が生涯にわたってもたらす利益の指標です。)Unityがホストするウェブショップの利用に、追加費用はかかりません。開発者が負担するのは、利用する決済プロバイダーへの手数料のみです。
Unity IAP 5.4 概要
| 製品名 | Unity IAP 5.4 |
| 提供元 | Unity |
| リリース日 | 2026年7月1日 |
| 主な新機能 | ノーコードD2Cウェブショップ構築、サードパーティ決済対応(Stripe、Coda)、カタログ一元管理 |
| 費用 | Unityホスト型ウェブショップは無料(決済プロバイダーへの手数料のみ発生) |
