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開発 2026.06.18

Epic Games、次世代「Unreal Engine 6」の構想を発表、UEFNを統合予定、UE6製のコンテンツ等をポータブル化

Epic Gamesは6月17日、ゲームエンジン「Unreal Engine 6」(UE6)の開発計画を発表しました。Unreal Fest Chicago 2026で明らかにされたもので、早期アクセス版のリリースは2027年末を目標としています。正式リリースはその12〜18か月後を予定しています。

UE6は、現行のUnreal Engine 5(UE5)とフォートナイト向け開発環境のUnreal Editor for Fortnite(UEFN)を統合した次世代エンジンです。Epic Gamesは開発の柱として3点を挙げています。

1点目は、ゲームプレイのプログラミングモデルをVerseに移行することです。Verseは大規模で永続的なゲームワールドの構築を目的とした次世代プログラミング言語で、C++をトランザクション化したものと説明されています。何千人ものコントリビューターによる大規模なライブ体験の構築を可能にすることが目的です。

2点目は、オープンスタンダードを通じてコンテンツやコードをゲームやエンジン間でポータブルにすることです。glTFやUSDなど既存の標準を優先的に採用し、対応する標準が存在しない場合はUnreal Engine独自のシステムをオープン仕様として公開すると言及しています。

3点目は、MCP(モデルコンテキストプロトコル)を通じたAIモデルとの連携です。ClaudeやGeminiなどをUEプロジェクトに直接接続できる実験的プラグインが、UE5.8で導入されています。モデルの選択は自由で、インターフェースはオープンと説明されています。

イベントではEpic Games CEOのティム・スウィーニー氏も登壇し、UE6が目指すゲーム業界の未来像を語りました。同氏は、ゲームのコンテンツ・コミュニティ・経済圏をゲームをまたいで連携させることが重要だと述べています。プレイヤーが複数のゲームを「孤立した製品」としてではなく、ゲーム開発者全体が参加するひとつのエコシステムとして体験できる状態を目指すとしています。UE6はその技術的基盤として位置づけられており、ゲーム間でコンテンツや経済圏を共有することで、プレイヤーと開発者の双方に新たな価値をもたらすと説明しました。

同日、UE5の最新バージョンであるUE5.8もリリースされました。パフォーマンス向上とコア機能の完成度向上に重点を置いたリリースです。Nintendo Switch 2とPCで60fpsをサポートするLumenの軽量版グローバルイルミネーションが追加されました。シェーダー数はフォートナイトで68%削減されています。Epic Gamesは、必要に応じて 5.9 をリリースする選択肢も残すとしながらも、UE5.8がUE5の計画上最後のメジャーリリースになると説明しています。

参考

https://www.unrealengine.com/news/state-of-unreal-2026-top-news-from-the-show

https://www.unrealengine.com/news/the-road-to-ue-6

https://www.youtube.com/watch?v=xXGSvLH9zAs

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