スマートグラスのムーブメントを作り上げた立役者の1つが、Ray-Ban Meta。現行モデルのGen 2は2025年9月17日にアメリカを始めとした幾つかの国で発売されましたが、初代モデル(2023年)、Ray-Ban Stories(2021年)は日本で発売されず。しかし、ついに、日本での発売が決定しました。
2026年5月21日、レイバン、オークリーの公式ショップ、そして各ブランド取扱店で、Ray-Ban MetaシリーズとOakley Metaシリーズが購入できるようになります。
気になる価格はRay-Ban Meta(Gen 2)が73,700円~、Ray-Ban Meta Optics(Gen 2)が82,500円、Oakley Meta HSTNが77,220円~、Oakley Meta Vanguardが96,580円とのこと。7万円台から、世界で最も売れているであろうAIグラスが手に入るのは朗報と言っていいかもしれません。
今回、大枠で3種のグラスが登場しますが、いずれも内蔵されるAIや機能自体は基本的に同じものです。各モデルによって異なるのは、カメラの性能や価格、そして見た目です。メガネとして使うからには、フレームのデザイン、かけたときのルックスも購入時の重要なポイント。各モデルの特徴を押さえつつ、それぞれのデザインにも注目してみましょう。
ベーシックモデルと言えるRay-Ban Meta(Gen 2)
Ray-Banが培ってきた、ベゼルが太めで美しいサングラスフレームデザインを取り入れたRay-Ban Meta(Gen 2)。ハードウェアに関しては、1200万画素のカメラセンサーを搭載。3K/30fps・1440p/30fps・1080p/60fpsの動画撮影、 最大3024×4032ピクセルの写真撮影が可能で、32GBの内蔵ストレージを持ちます。
黒いサングラスレンズ、クリアレンズ、調光レンズが選べますが、度入りレンズに関しては重ねて対応することになります。
フレームはWayfarer、Skyler、Headlinerの3種類から選べます。
補正レンズに交換できるRay-Ban Meta Optics(Gen 2)
普段メガネをかけていて、できるだけ軽いMetaのAIグラスが欲しい方にお勧めなのがRay-Ban Meta Optics(Gen 2)です。
すっきりとした印象をもたらす2種類のフレーム、交換可能なノーズパッド、調整可能なテンプルなど、装着感も改善。
有料ですが、度入りレンズに交換できます。補正した際のトータル重量は最も軽くなると思われます。
スポーツカジュアルなOakley Meta HSTN
オークリーブランドの1本がOakley Meta HSTN。丸みが印象的で、マッシブなフレームデザインは若々しいアクティブな雰囲気になりますね。
こちらは調光レンズを使ったモデル。太陽の日差しが強い場所ではサングラスとなるため、アウトドアでの活動が多い方にこそお勧めします。
ただし頭蓋骨が細身の欧米人の骨格に合わせて設計されたのか、幅広な頭部のアジア人だとやや狭さを感じるフレームではあります。
シールド型のOakley Meta Vanguard
さらにスポーツ性を高めたモデルがOakley Meta Vanguard。自転車やスノーボードなどのヘルメットとピッタリ合うスタイリングです。
軽い作りで装着感にも優れます。ただし補正レンズは使えません。メガネ代わりとすることができないことには注意が必要です。
側面もカバーするラップアラウンド形状ゆえ、横から入ってくる光も和らげてくれます。
デザイン性と高性能なMeta AIの2軸で攻める
日本でも入手できるスマートグラスが増えてきましたが、満を持して市場に投入されるRay-Ban MetaとOakley Metaは、前述したようにレイバン、オークリーの取扱店で購入できます。共同開発を担当したエシロールルックスオティカは、新しいタイプのガジェットであることから試着体験できる場所が多いことも、同グラスのストロングポイントと説明。
エシロールルックスオティカ日本、韓国、東南アジア統括SVPのオリヴィエ・シュパン氏も、新しいテクノロジーへのアクセスをしやすくする環境を目指すと語ります。またメガネやコンタクトの利用者が多い日本においては、Ray-Ban Meta Optics(Gen 2)に期待をかけます。
「日本は伝統とテクノロジーが共存する国です。日本のユーザーは、生活に溶け込む形のイノベーションに対して非常に受容的です。度付きレンズの需要が高いため、それに対応したフレームは大きな助けとなるでしょう」
エシロールルックスオティカでチーフデザインオフィサーを務めるマッテオ・バティストン氏は、製品化するにあたり、美しいメガネであることを最優先したと解説します。
「テクノロジーが、我々が誰であるかを示すパーソナルなものになるのは初めてのことでしょう。私たちのモットーは「見えないテクノロジー、見える人間性」です。これが未来のテクノロジーが成し遂げることだと信じています」

Meta日本法人 Facebook Japan代表取締役の味澤将宏氏は、MetaのAIビジョンであるパーソナル・スーパーインテリジェンスの構築において、AIグラスが理想的なデバイスであると発言。AIグラスは見たものや聞いたものを直接AIが理解し、サポートしてくれるデバイスだと解説します。
「我々はAIグラスをPC、スマホに続く次世代のコンピューティングプラットフォームだと考えています。見たものを認識し、音声でやりとりすることで、非常にパーソナルなAI体験を提供できます。多様なユースケースを楽しんでほしいです」
日本語で使える機能も増えてきている

現在のRay-Ban MetaシリーズとOakley Metaシリーズは、発展途上です。しかしMeta AIが日本語に対応し、写真ベースの翻訳も可能となりました。今後はリアルタイム翻訳機能や、LINEなど他社アプリとの連携も進めていくとのこと。現時点においてもGmailやGoogleカレンダーといったサービスを使うことが可能とのことで、今後の進化も楽しみです。
















