Metaは、WebXR向けのオープンソース開発フレームワーク「Immersive Web SDK(IWSDK)」の大幅なアップデートを発表しました。今回の更新では、AIコーディングアシスタントを活用した「AIエージェントワークフロー」が新たに追加されています。
IWSDKは、物理演算・ハンドトラッキング・空間UIといったVR開発の基礎的な処理をまとめて提供することで、開発者がアイデアの実現に集中できる環境を目指して設計されました。
今回追加されたAIエージェントワークフローでは、Claude Code・Cursor・GitHub Copilot・Codexなど複数のAIコーディングアシスタントとの連携に対応しています。Metaによると、このワークフローはコードを生成するだけでなく、テストと検証まで自動的に行うことが特徴です。「このクローズドループシステムは、高品質で信頼性の高い成果を出すうえで不可欠です。IWSDKのAI統合はこのループを完全に閉じ、開発者の生産性を最大化します」と同社は述べています。
デモとして、Metaは2022年に公開したVRガーデニング体験「Project Flowerbed」を取り上げました。元々は数万行のカスタムコードで構成されていた同アプリを、IWSDKのAIワークフローと既存のアート素材を使って約15時間で再現したとしています。
WebXRを用いることで、制作したVR体験はブラウザ上ですぐに確認でき、URLを共有するだけでPCとVRヘッドセットの両方に展開できます。アプリストアへの申請やダウンロードが不要な点も特徴です。MetaはQuest上で月間100万人以上のユーザーがすでにWebXRコンテンツを利用していると述べています。
IWSDKはMITライセンスのオープンソースプロジェクトとして、GitHubで公開されています。
参考
Road to VR
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