Multiset AI社は2026年2月8日、同社が開発中の位置測位技術(VPS)がスマートグラスなどのウェアラブルデバイスに対応したと発表しました。第一弾はスマートグラスRay-Ban Metaです。デモでは5cm未満の精度で現在地を特定する様子が披露されました。ユースケースとしては、ハンズフリーの音声案内などが可能になります。
「VPS(Visual Positioning System)」はカメラで撮影した画像と3Dマップデータを照合することで、デバイスの正確な位置と向きを特定する技術です。multiset_aiのVPSは、LiDARやiPhone、360度写真からマップを生成。5センチメートルから10センチメートル未満の精度で位置を推定します。屋内や複数フロア、暗所でも動作し、いわゆる特徴点の少ない場所でも位置を再特定できる点も特長とのこと。
この技術は、スマートグラスでの案内のほか、産業現場の作業指示に役立ちます。建物データであるBIMの可視化や、小売店の棚割管理にも応用可能です。開発環境はUnityやQuest、ロボット用基盤のROSなどに対応しています。多岐にわたる分野での活用が想定されています。
Smart glasses just got spatially intelligent. 🚀 @multiset_ai VPS now supports wearable devices, starting with Meta Ray-Ban smart glasses. With <5 cm location accuracy, glasses gain a precise understanding of device position. pic.twitter.com/SzLkcU9oy3
— Nikhil Sawlani (@sawlaninik) February 7, 2026
Multiset AI社は米国サンフランシスコに拠点を置く企業です。法人向けに空間コンピューティング・プラットフォームを提供し、現実世界に情報を正確に配置する空間インテリジェンスの構築に注力しています。デバイスを問わず利用できる、高精度な位置測位を展開しています。
https://x.com/sawlaninik/status/2020209057068642606
参考
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