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業界動向 2025.10.27

メガネ型AIデバイスを使った最新研究に向けて Metaの研究開発プロジェクト「Aria Gen 2」の申込が開始

Metaは、AI研究プロジェクト「Project Aria」の最新デバイス「Aria Gen 2」の研究者向け申し込みを、2025年10月20日に開始しました。なお、日本向けの出荷スケジュールや技術基準適合証明(技適)の取得状況については明らかになっていません。

Project Ariaは、人間の視点から得られるデータを活用し、AIの理解と学習を深めることを目的としたMetaの研究プロジェクトです。カメラとセンサーを搭載した専用のメガネ型デバイスを使用します。2020年から最初のプロジェクトがスタートし、すでに世界中で300以上の研究機関が1,000台以上のデバイスを使って研究を行ってきたとのこと。

Aria Gen 2は、初代モデルから大きく進化し、感知能力、装着性、インタラクティブ性、そしてオンデバイスコンピューティング(端末内での処理性能)の各面で改善が行われました。

Metaが公開したホワイトペーパーでは、Aria Gen 2のハードウェア設計や搭載センサー、Meta独自のカスタムコプロセッサの詳細が解説されています。また、開発者向けのソフトウェア開発キット(SDK)の機能についても説明されています。

さらに、MetaはAria Gen 2の性能を示す「パイロットデータセット」を公開。このデータセットには、Aria Gen 2グラスを装着した被験者による日常活動の記録や、デバイスが生成する各種の機械知覚データが含まれています。具体的には、手の動きを検出するハンドトラッキング、視線の動きを測定するアイトラッキング、カメラ位置を推定するVIO(Visual-Inertial Odometry)信号などが収録されています。

また、環境の点群マップや、NVIDIAのFoundationStereoを用いた深度推定など、データに基づくアルゴリズム出力の例も含まれています。これらの情報は、研究者がAria Gen 2を活用し、新しいアプリケーション開発や認識技術の研究を進めるための指針となります。

Metaは、Aria Gen 2を用いた研究を希望する学術および企業の研究者に対し、まずホワイトペーパーとパイロットデータセットの確認を呼びかけています。学術研究者向けと企業研究者向けに、それぞれ専用の申請フォームが用意されており、明確な研究ビジョンをもってパートナーシップを申請することが推奨されています。

参考

Meta 公式ブログ

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