株式会社リコーは、香港拠点のMapxus(マップクサス)との技術提携を発表しました。リコーの360度カメラ「RICOH THETA」とMapxusの屋内マッピング技術を連携させ、屋内ナビゲーションやバーチャルツアーの制作工程の効率化を目的としています。
今回の提携は、建築や設備分野で注目されるデジタルツイン技術の需要増を背景に行われました。従来の屋内撮影では、動画の撮影後にPCへのデータ転送や編集といった複雑な作業が必要でした。これを解決するため、360度カメラとマッピング技術を組み合わせた効率的なワークフローを提供するとのことです。
屋内ナビゲーションやバーチャルツアー、空間データの取得を通じて、利用者にとって使いやすい体験を提供し、作業効率の向上を図ります。
リコーは2013年に360度カメラ「RICOH THETA」を発売して以降、360度カメラやクラウドサービスを展開。撮影からデータ活用までを一貫して支援する「RICOH360」プラットフォームの構築を進めています。
一方、MapxusはマルチセンサーやWi-Fiフィンガープリンティングを活用した屋内測位技術を持ち、AIを組み合わせたスケーラブルなマッピングソリューションを提供しています。
新たなワークフローでは、THETAカメラによる屋内撮影データを自動でクラウドにアップロードし、RICOH360 Cloud上で即座に活用できる点が特徴。これにより、データの処理や視覚化がリアルタイムで行えるようになるとのことです
技術面では、適応型マッピング技術の導入により、ユーザーが屋内ナビゲーションやバーチャルツアーをより直感的に体験できるように更新。空間データから有用な情報を抽出する仕組みも強化される予定です。
(参考)プレスリリース
