2月6日、Meta社は公式サイトで、アプリストアHorizon Storeやメタバース「Horizon Worlds」を含む、Meta Quest関連のエコシステムの“2024年総括”を実施。Meta Questユーザーの層が変化しており、好むカテゴリーなど傾向が変わっていることを説明しました。
Meta社はまず、2024年はヘッドセットとアプリの売り上げが前年(2023年)を上回ったと説明。Meta Quest 3Sでユーザーが過ごした時間はこれまでのどのヘッドセットよりも長いとのこと。また、プラットフォーム上の支払総額がアプリ内購入の増加によって、12%ほど増加していると解説しています。
既存のQuestユーザーも新型への買い替えを進めています。2024年の購入分では、Quest 3は27%、Quest 3Sは20%が既存ユーザーによる購入だったとのこと。こういった“ヘビーユーザー”は、プレミアムタイトル(買い切り作品)を好んでいます。
一方、2024年のMeta Questシリーズ購入者は、初めて同ヘッドセットを買った人が多数を占めます。この新規ユーザーはヘビーユーザーが多い既存ユーザーと比べて異なる消費者グループとのことです。
新規ユーザーの多くは若年層で、ソーシャルアプリやマルチプレイヤーゲームでフレンドと一緒に遊ぶ傾向が強いとのこと。結果的に無料タイトルが好まれます。また、MetaのソーシャルVR「Horizon Worlds」でも若いユーザーが増加しています。
MR(Mixed Reality)を初めて利用し、メディア系コンテンツを楽しむためにQuestを利用するユーザーも増えており、Quest 3発売以降、メディアカテゴリーや2Dアプリの利用時間が増加しているとMeta社は説明しています。
2024年には、ユーザー1人あたりのメディア系アプリの月間利用時間が全体で10%増加し、ブラウザの利用者も21%増加。2024年秋にリリースされた「Amazon Prime」アプリは、2Dアプリのカテゴリー内で、“滞在時間”トップ10に入っています。

Metaは、これまでのVRユーザー向けに有料で提供されてきたアプリ群に加えて、若年層を中心とする新しいユーザー向けのF2P(無料プレイできるアプリ)が2つ目の大きな柱になると開発者に伝えています。そして、ジャンルがゲームからメディアやエンターテイメント、MRなどの用途に広がっていることを示唆しています。
Metaは、消費者層の変化がプラットフォーム内で急速に進んでいることを認識しており、彼らのプラットフォーム全体が新しいユーザーにも適切になる必要があるとして、ユーザーインターフェースやカテゴリーの見直しなどプラットフォームのアップデートを行っていることを明らかにしています。
さらに開発を容易にし、ビジネスを行いやすくする開発者向けのアップデートをさらに続けていくとしています。
(参考)Meta

