ゲーム配信プラットフォームSteamで「2024Steamアワード」が開始。2024年の「VRゲームオブザイヤー賞」ノミネート作品が発表されました。
Steamアワードは、Steamで配信されたゲームタイトルの中からユーザーが最も優れた作品を選出するアワード。VR関連のほか「ゲームオブザイヤー賞」や「最も革新的なゲームプレイ賞」といった、様々な“ジャンル”が設定されています。
「2024Steamアワード」の「VRゲームオブザイヤー賞」にノミネートされたゲームは、以下の5作品。投票は、12月20日から2025年1月1日まで可能で、1月1日3:00に結果発表が行われます。
Blade & Sorcery
剣と魔法が織りなす中世ファンタジー世界を舞台に、現実の物理法則に従ったリアルなバトルを楽しめるアクションゲーム。Meta Quest版(「Blade & Sorcery: Nomad」)も展開されており、こちらも非常に高い人気を獲得しています。
DAVIGO
マルチプレイ専用の対戦型アクションゲーム。VRヘッドセットを装着したプレイヤーと、ヘッドセット未装着のプレイヤーに分かれて、箱庭状のアリーナで戦いを繰り広げていきます。
VRプレイヤーは巨人として、全身ジェスチャーによる攻撃メインで戦います。他のプレイヤーは人間の騎士。攻撃を避け、フィールド上にあるロケット弾を使ったり、直接攻撃を仕掛けたりして戦います。
Five Nights at Freddy’s: Help Wanted 2
機械人形「アニマトロニクス」の襲撃を潜り抜け、朝方まで生き延びることを目指すVRサバイバルホラーゲーム「Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted」の続編。大手ピザ屋「Fazbear」の新入社員になり、ピザの調理器具や店内のメンテナンスと並行しつつ、主要業務である店内の警備に取り組みます。
Metro Awakening
「Metro Awakening」はVR専用タイトルで、シリーズの生みの親であるドミトリー・グルホフスキー氏が書き下ろした新作ストーリーを収録。舞台は2028年で、放射線に汚染されたモスクワの地下鉄トンネルにて、妻を探す医師“セルダル”としてゲームを進めます。
本作は、終末世界を舞台にしたMetroシリーズの最新作。放射線から身を守るフィルターを探したり、ヘッドランプを暗闇の中で慌てて充電したり、トンネルの奥深くで無数の脅威と戦いながら手動で銃に弾丸を装填したりと、シリーズのゲームプレイがVRで再現されています。
Maestro
自分がオーケストラの指揮者になったような気分を体験できるVRゲーム。ベートーヴェン、モーツァルト、ワーグナーなど、クラシックの名作曲家たちの楽曲を収録しており、ノーツに触れることで、アンサンブルのメンバーに演奏を上手く行わせます。操作はコントローラーのほか、ハンドトラッキングにも対応しています。
(参考)Steam